バンコクの家庭教師の日記 2022年
家庭教師の仕事に関することから、日常生活、交友関係、趣味など気軽に書いています。ほぼ毎日が、新たな発見や刺激の連続で、退屈のない生活です。いろんな体験を毎日積んでいるので、書ききれないのが残念です。
バンコクの家庭教師の日記の目次
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28 Big Cの猫
27 評判の悪い日本人インター生
26 ぼくがつき合う仕事仲間
25 人生を苦しいものと考える日本人
24 努力が報われない文系の学卒
23 余裕のない日本人が増えたバンコク
22 給水器と炊飯器
21 ぼくが日本人、朝鮮人、中国人を好きではない理由
20 役に立ったMathのテキスト
19 英語しかできない人になってはいけない
18 16年間一緒にいてくれてありがとう
17 人生を成功に導くために
16 やる気のある生徒を集める重要性
15 暮らしづらくなった世界
14 意味のない文系の学部の卒業証書
13 日本のメディアの低い信頼性
12 パソコンの修理
11 野良猫たち
10 愛車１号 Honda Jazz
09 コロナウイルスワクチンの３回目の接種
08 家庭教師の一日
07 新しい技術を学ぶ重要性
06 元気をくれるYouTubeチャンネル
05 インター生の教え方
04 18年間生徒が途切れなかった理由
03 恵まれた環境
02 難しい時代になったと思います
01 適切な家庭教師や塾を選択してください
2022年12月18日（日）
Big Cの猫
一匹の猫の命を救うリレー
２週間ほど前に、行きつけの動物病院で子猫の退院手続きを行っていたところ、オートバイで車にひかれた猫が運ばれてきました。タイ人の女性が現場から、泣きながら抱きかかえて、この病院に入ってきました。明らかに気が動転していたようですが、入院の手付金の1000バーツを支払われていました。
助けられるか、助けられないか、50%の確立だと聞きました。彼女の身なりから、ふつうの従業員の方のようで、彼女にとっては治療費が高すぎると思われました。そこで、病院の事務所内で、彼女が治療費を払えない場合は、ぼくに請求書を回してくれるように申し出ました。
事故後２～３日間は、食べることも歩くこともできなくて、寝たきりの状態になるとも言われました。このような時は、神経がつながって体を動かせるように、神仏に祈ることしかできません。翌日、奇跡的に餌を食べ、よろよろと歩き出しました。
現在は看護師の方とリハビリ中です。
ぼくはお酒もタバコもやりませんが、そのようなくだらないことにお金を使うより、せっかく彼女が助けようとしてくれた、小さな命を救うことに使いたいと思ったので、リハビリの治療費を払い続けています。猫を助けてくれたタイ人の女性と彼女の知り合いが、毎日餌を届けてくれています。
担当医の方の適切な治療と看護師の方のリハビリ補助で、事故にあった猫の容体は、かなり良くなってきました。治療費も日本に比べると、（桁違いに）安いので、正直なところ、助かっています。ふつうに歩けるようになるには、２～３ヶ月かかるとみています。この猫を助けようとしてくれた方々に感謝したいと思います。
2022年12月4日（日）
評判の悪い日本人インター生
勉強しないで落ちこぼれる日本人インター生
過去３年間に及ぶコロナ禍のバンコクのインター校では、とりわけ、学費の高額なインター校で、学生の確保が難しくなり、語学力の低い日本人の生徒でも入れてしまうことになったのですが、オンライン授業の終了後に、授業についていけない、語学力の低い日本人インター生が、不登校や引きこもり状態に陥り始めました。
定員割れで、本来ならインター校の編入試験に受からない日本人生徒が、数校の有名インター校に受け入れられてしまいました。ところが、英語の語学力を上げるために、真剣に英語の勉強に取り組まない生徒は、英語でコミュニケーションが取れないので、周囲の英語の環境に溶け込むことできません。
学校や教室内で一人ぼっちの状態が続くと、頭がおかしくなってしまいます。その中には、助けようと手を差し伸べてくれた外国人にハサミで切りつけたり、傷害事件を犯す日本人の学生も出てきました。英語を真剣に勉強しない生徒本人や甘い考えを持った親の責任ですが、ぼく自身、このような生徒と関わるつもりはありません。
ぼくがイギリスやアメリカにいた時も、日本人だけで群れて真剣に勉強せず、留学に失敗して、日本に帰っていく学生もいました。ぼくのホームページは、インター生として英語やITの勉強に真剣に取り組む生徒やその保護者の方々には、有用かもしれませんが、インター校生活に甘い考え持った人には、役に立たないものだと思います。
学校で落ちこぼれたり、問題を起こしたり、語学力の低い日本人インター生が、バンコクで目立ち始めて、日本人の評判を落とすことになっています。生徒自身が気がついて、真剣に英語の勉強に取り組まない限り、英語の環境に溶け込んで、授業を理解して、外国人の友達を作って、インター校生活を楽しむことはできません。
インター校編入や欧米への留学で失敗する人は、決して少なくないのですが、恥ずかしさで口を閉ざしてしまうので、問題が表面化しません。インター校に編入しても、語学力の向上が図れない生徒は、早急に日本人学校に戻って、日本語のふつうの生活に戻ることをおすすめします。意地を張ったり、無理を続けても、長続きはしません。
2022年10月16日（日）
ぼくがつき合う仕事仲間
誠実な人のみとおつき合い
ぼくは個人事業主なので、ぼくの目から見て、誠実と映る人とのみ、仕事でおつき合いをします。また、空いた時間を利用して、ボランティア活動の一環として、保護猫の世話をしています。家の中で一時保護の子猫を含めて、20匹を超える猫を飼っています。しかし、ぼくのまわりで、野良猫や野良犬に優しい手を差し伸べてくれる人は、ほんの一握りしかいません。
バンコクでこれまで20年ほど家庭教師をしていますが、同業者の中で、ぼくが信頼できると感じた人は、一人しかいません。彼も個人的に野良猫の保護をしていたようです。多くのことを語らずとも、似た者同士は、お互いの価値観を尊重しながら、仲良くやっていけると思います。他人への思いやりや謙虚さは、人間関係を円滑にしてくれます。ぼくも若いころに気づければよかったと後悔しています。
ぼくも昔は会社員だったのですが、職場を移っても、「俺様は学歴も頭もいいんだ、すごいんだ」「わたしはきれいなの、もてるのよ」と自慢する人が必ずいました。彼ら、彼女らは、他人の悪口を言うことも得意でした。心の中では「おいおい、勘弁してくれよ」と思っていました。家庭教師になってよかったことは、このような方々と顔を合わせる必要がないことです。
ぼくの生徒たちは、まじめに英語の勉強に取り組んでくれる人が集まってきます。よい意味で競争心も芽生えて、互いに切磋琢磨しながら成長してくれます。家庭教師として、生徒たちのために構築すべき学習環境です。環境さえ整ってしまえば、学生たちは自ら進んで勉強に励んでくれます。他人を見下すよりも、自分の向上心を育んでほしいと思います。
一方、ぼくのところには、下心を持った人も稀に近づいてきます。こちらの広告宣伝やITマーケティングの効果を当てにしているようですが、こちらに利点がないので、相手にすることはありません。バンコクのインター校にも多くの生徒を紹介しましたが、学校から手数料や仲介料など受け取ったこともありません。過度のお金に対する執着は、身を滅ぼしかねません。何事も腹八分で満足がよいのです。
それに、ぼくにはそのようなお金をもらわなくても、すでに、老後に困らない額の貯蓄があります。お金持ちとは言えませんが、もともと倹約家なので、気づかないうちにそこそこ銀行にたまっていました。飲む打つ買うなどの、昭和の男の道楽には興味もなく、残りの人生を生活費の安い海外で、マイペースで気楽に生きていこうと思っています。
成功というものは、正しい努力を長年継続してもたらされる結果だと思います。ぼくも多くの人がそうなるように、若いころに簡単に成功していたら、他人を見下すような人になっていたかもしれません。学校から新しい情報をいただいたり、多くの人が望む情報を整理して公開したり、多くの人の意見を参考にして、よりよいホームページにしていこうと思っています。
100バーツのぶどう
家の近くの市場でタイ人の知人が買ってくれたぶどうです。一キロで100バーツです。タイ各地の地場の市場には、新鮮で安い野菜や果物が豊富にあります。一度足を運んでみてください。
2022年10月9日（日）
人生を苦しいものと考える日本人
人生は苦しく耐えるものなのですか？
ぼくも30代半ばまでは会社員であり駐在員だったので、人生を苦しいものと捉える傾向があったのですが、よくよく考えてみると、誰がそんなことを言ったのだと思うようになりました。20代のころから欧米に住むことが多かったので、欧米人のマイペースな生活にあこがれるようになりました。
すし詰めの通勤やサービス残業を当たり前と考える日本人の生活に嫌気がさすようになりました。ぼくがどうしても日本人と本質的に気が合わないと感じるようになったのは、合理性がなく精神論がまかり通る職場の雰囲気でした。欧米人から見ると、さすがに神風特攻隊を生み出した狂気の民族に映ると思いました。
環境やまわりの人の心を変えるのは不可能なので、だったらぼくが海外に出て、現地の言葉を操って生活すればよいだけのことじゃないか、と結論が出ました。海外の駐在で経験も積んでいたので、若いころにさっさと日本を離れて、気がつけば30年を超えて海外で暮らしています。
英語にしろ、（錆びついていますが）ポルトガル語にしろ、コンピュータ言語にしろ、日本の根性と気合いのアナログ社会では、ぼくの持っている知識は、未だに無用の長物です。しかしながら、バンコクに移って、多くのビジネスで日本人と外国人の間に立つと、非常に重宝されるということが分かりました。
ぼくが専門職に拘るのは、競争相手が少なくなり、仕事が楽になるという、この理由のみです。少し勉強して得られる技術知識なら、すぐに真似をされてしまいます。独立は失敗する危険性も抱えることになりますが、高度な技術知識を持つと、張り合う相手がいなくなるのですから、誰とも競い合う必要がありません。
ぼくの一日の実務労働時間は３、４時間ほどです。店舗を持つ必要もなく、設備投資も必要なく、商売道具は自分の頭脳のみです。勉強時間を自分に投資して技術知識を深め、インターネットを利用して集客するのが、ぼくのビジネス戦略です。パソコンとWifiがあれば、どこでもできる仕事です。
一方、まわりの駐在員や自営業の方々は、まったく勉強していない、できない人がほとんどです。仕事のストレスをお酒、ギャンブル、趣味、家族サービスなどに向けることで休日が終わってしまうのは、とても残念なことです。この時間に余裕のない毎日が、長期的には日本経済の停滞や人口減少につながっていると思います。
ぼくは高校生のころ、化学や数学に苦手意識を持っていました。古文や漢文など真面目に学ぶ気もなく、赤点を免れればよいと思っていましたが、自分の興味を持った語学で身を立てていくことに決めていました。結果的に自分の好きなことで生計を立てられたので、海外で幸運な人生を歩めたと思います。
苦手な科目を克服させて、平均的な人材を育成する日本人学校の教育では、優秀な専門家が育ちにくい環境です。得意なことを伸ばし、専門的な技術者を育てるのがインター校の教育です。同様に、興味のある分野を追及して、自分の仕事に役立てるのが、ぼくのインター生の導き方なので、日本人の考え方とは合わないようです。
2022年10月8日（土）
努力が報われない文系の学卒
有名大学出身でも文系では社会で報われない
小学生の時から夜遅くまで塾通いで、偏差値を高めて私立の中学に入り、有名大学に入学する人は少なくありません。そこまで勉強し続けて受験しても、合格するためだけの勉強なので、大学に一旦入学すると、専攻する分野の勉強をまったくしない文系の学生もいます。
理系の学部と違って、スポーツに没頭したり、遊びにふける文系の学部の学生が、まじめに勉強する学生より、はるかに多いのは事実です。有名な大学の名前がほしいだけの学生なので、入学後にはやる気が失せて、酒、ギャンブル、合コンなどの遊びに呆ける人も多いのです。
このように大学で遊びまくった学生でも、上場企業のメーカーや商社の営業や貿易実務など職場に就くことができます。しかしながら、部署内で売り上げを定年まで競争させられたり、うんざりするほど怠い海外とのメールに対応させられ、書類の作成に追われたり、激務の仕事に毎日忙殺されることになります。
昭和のころと比べて、ファクスがメールになっただけで、合理性の欠片もない、根性という精神論がまかり通るブラックな職場環境で、定年まで働かされることになります。体力勝負なので、営業には体育会系の人材が重宝されます。英語の高い語学力など求められません。
インター校の出身で、帰国子女枠を使って英語の試験だけで容易に大学に入学して、卒業後に海外営業や貿易事務に携わる人も多いと思います。しかし、高度な語学力を持つ人ほど疑問を感じ始めます。こんな仕事のために語学を勉強してきたのかと、自分に問いかけることになります。
営業や貿易事務などは、高卒でも大卒でも慣れれば誰でもできる仕事なので、代わりの人材はいくらでも見つかる職場です。社内の技術者や研究者の理系の方々の丁寧な扱われ方とはかなり違います。令和の世の中でも未だに「お前の代わりはいくらでもいる」と上司から言われることになります。
理系の学卒は、機械工学、電気電子工学、情報工学など、工学と名のついた学部を卒業して、専攻する分野を深く勉強して、技術者として知識を広げていけば、実務的な経歴を築いていけます。実務能力に自信がある人なら、転職して給与を上げていくことも可能になります。
営業や事務の職場では、パフォーマンスが落ちてくると、消耗品を取り替えるように、簡単に切り捨てられます。これらの職種は潰しが効かない典型的な職場です。営業は転職して業界を移ることになれば、製品知識を再度覚えなおすことになります。貿易事務はひたすら怠い仕事が続きます。
一方、技術者の科学知識は応用範囲も広く、時間さえあれば、深めることは難しいことではありません。企業も技術者の専門分野の勉強は奨励してくれます。言い訳をどのように取り繕っても、文系の学卒より、大学でしっかり勉強した理系の学卒が、企業で重宝されるのも、変えられない事実です。
子供のころから塾に通わされて、毎日長時間机に向かって、有名大学に入学しても、文系の学部では、目を見張る経歴を築いていくことができません。商社の方々は気づかないようですが、メーカーでは、高専や専門学校卒の技術者が、文系の学卒よりも重宝される現実を目のあたりにすることになります。
数学や物理などの知識において、文系の学卒では理系の学卒相手に勝てません。競うことすらできません。しかしながら、IT（情報工学）においては、ウエブサイトの開発、データベースの構築など、コンピュータ言語の勉強を通して、コーディングやプログラミングを学ぶことができます。
英語が得意な人であれば有利な条件になるので、21世紀を生き抜きたいのであれば、意志を固めてコンピュータ言語の勉強に本気で取り組むべきだと思います。ITに精通した人材は、あらゆる業種や職種で重宝されます。何もしないで、先の見えない暗闇の中で右往左往するよりも、早く行動を起こして身を立ててください。
お昼寝の時間
「何してんねん」「洗面台使われへんやん」と突っ込みたくなるのですが、すやすやと眠る猫たちを見ると「しょうがないやん」と思います。ご飯をたらふく食べた後は、みんなこんな感じで寝そべっています。この家は猫たちにとって天国に近い環境なのだろうと思います。
その反面、遊びまわってくれるので、物が壊れることも頻繁で、絶えず掃除しなければならず、餌の用意も手間がかかることなのですが、すくすく育ってくれる猫たちを見ると、もう少し頑張ろうという気持ちにさせてくれます。伝染病にかかった子猫たちも回復してきました。生きてくれることがありがたいです。
2022年10月5日（水）
余裕のない日本人が増えたバンコク
非常に悪いタイの経済状態
40歳を過ぎて収入が安定しないと、50歳を過ぎてから充実した暮らしを迎えることができません。海外でお金、時間、気持ちにゆとりがない生活は厳しいので、店や会社を運営する十分な資金や生活費を確保しなければなりません。自分の将来や人生の送り方について真剣に考えて、勉学や仕事に励み、収入と貯蓄を増やすことはとても大切です。
３年に渡ろうとしているコロナウイルスの影響で、バンコクでも日本人が経営する飲食店やサービス業関連の会社の多くが倒産しました。もちろん、日本人だけでなく、タイでもっとも大きいショッピングセンターのシーコンスクエアでさえ、大幅に賃貸料を引き下げても、開店している店舗は40%にすぎません。その他のショッピングセンターやモールでも人影はまばらです。
各地で催されていたナイトバザールも、人が少なすぎて活気がありません。その反面、オンラインのデリバリーサービスが定着して、オートバイとスマホを使って気軽に稼げる手段として、Grabのサービスがもてはやされています。小売店で品物を購入するよりインターネット上で購入したほうが安いです。ただし、毎日の食料となる、肉、野菜、果物、添加物、香辛料などの売れ行きは、地域のマーケットで堅調のようです。
しかしながら、タイ経済の復活は、外国人の観光客なしには考えられません。タイでもヨーロッパの国々と同様に、戸外でのマスクの着用義務はなくなりましたが、抜本的な立て直しの政策を行うのは、まだまだ先のようです。コロナウイルスに対する慎重論は、まだまだ強いところがあります。
このようなコロナ禍の現状でも、日本人の中高齢者の中で、コンピュータ言語を勉強して、コーディングやプログラミングを学ぼうとする人はほとんどいません。専門技術知識があれば、経験を積んで知識を増やし、さらに技術を深めることができます。それに伴い収入も増えていくのですが、勉強しようとする社会人がいない事実に、日本の経済的衰退の大きな一因があるようです。
有名大学に入学しても、文系の学部では、専門技術知識を学んで、人目を引く経歴を築くことができません。誰でもできる営業や事務では、会社の消耗品になってしまいます。歯車の代替品はいくらでもあるので、パフォーマンスが落ちてくれば、新しいものに取り替えられて、古いものは捨てられます。専門技術知識を持たずに社会に出て働くなど、近代戦争に竹やりを持っていくようなものです。
大部分の日本人は、従来の昭和的アナログ思考から脱却できずに、オフィス内の合理化を推し進めることができず、未だに根性や精神論が幅を利かせる職場で働き続けています。ぼくが日本を離れた理由はここにあります。日本という国は、第二次世界大戦で、軽々しく若者の命を消耗するだけの、馬鹿げた神風特攻隊を生み出した時代と変わっていません。
合理化して楽に暮らそうとする考えのない日本人を理解することができません。英語とITが苦手な日本人は、これからも変われないようです。日本で社会人になって習うエクセルやパワーポイントなど、インター校では、小学生の低学年が勉強する子供のお遊戯レベルです。ITの技能については30年前と変わりなく、ITマーケティングに関してもSNSの活用レベルで止まっています。
ぼくは自らの意思もなく流されるだけの、死んだ魚のように目が曇った人に興味も関心もありません。盲目的に受け入れるしかない生き方をする方々とは波長が合いません。もういい加減にしてくれと思います。つき合って愚痴を聞くことすら疲れるので、関わりたくないのが本音です。日本の未来のためには、優秀な日本人インター生を育てるしかないと思います。
お昼寝の時間
猫たちは朝ごはんを食べ終わって満腹になると、このように眠りこけてしまいます。一時預かりを含めて保護猫の数は22匹いるので、寝室以外のすべての部屋でゴロゴロしています。もちろん猫だけでなく、寝室で一緒に寝ている犬たちも元気を与えてくれます。ぼくにとっては生きがいと言える大きな家族です。
家の中は若い猫ばかりなので、遊びだすと数匹で走り回っています。一方、伝染病（パルボウイルス）に感染した７匹の子猫たちの世話で、たいへんな状態が続いています。毎日一匹一匹の体調の変化に気を配るので、気の抜けない日々が続いています。
2022年9月15日（木）
給水器と炊飯器
100バーツの給水器と750バーツの炊飯器
タイ人の知人がネット上で安いペット用の給水器を見つけてくれたので、100バーツで購入しました。猫たちは早速関心を寄せています。
猫たちが、犬のご飯を炊くための炊飯器を二度も落として壊してくれたので、安いものを750バーツで購入しました。おもちゃのように見えますが、きちんとお米を炊けました。
保護猫の数は、現在のところ、17匹で、一時預かりは５匹です。犬は４匹いるので、合計26匹になります。家電や家具は彼らに破壊されていきます。犬猫優先の家なので、物が壊れることは仕方ありません。
ガチャーンと音がすると、またやったかという感じです。それでも、家の中でのんきに寝ている猫や、家に帰ってくると嬉しくて吠えまくる犬を見ていると、何だか癒されてしまいます。
母猫と残った２匹
母猫は子育てが終わって、一匹でくつろぐことが多くなりました。長い間子育てでお疲れさまだと思います。大きくなった子猫２匹は、いつも一緒に遊んだり、寝ていたり、離れがたい存在のようです。里親さんにもらわれた一匹は、新しい家がとても気に入ったようです。
ぼくが犬猫を育てる場合、可能な限り、兄弟姉妹で育ててやります。いつも一緒にいられるので、寂しがらないからです。病気になっても兄弟姉妹の存在は大きいようです。ぼくの家で、動物が長生きする理由の一つです。この子たちが、仲良く生活できる場をつくっていきたいと思います。
2022年9月10日（土）
ぼくが日本人、朝鮮人、中国人を好きではない理由
ぼくはアメリカで救われた
ぼくが日本人、朝鮮人、中国人が好きではない理由は、この方々が見栄を張りたがり、面子ばかり気にする民族だからです。他人からよく見えることばかり考えています。反面、国内では、外国語を操る帰国子女や留学からの帰国生を妬んだり、僻んだりして、茶化してくる日本人はどこにでもいます。
ぼくは、TOEICにも英検にも興味はありません。日本人内での点数のくらべっこに関心はありません。ぼくが英検やTOEFLのテキストを使うのは、あくまで生徒の語学力を高めるのに使えるからです。個人的には、すべて英語で書かれているコンピュータ言語を、一つでも多く学びたいと思います。
お隣の韓国では、昭和の日本のように大学がブランド化して、有名大学に入るかどうかが、人生の目的になっています。ぼぼすべての国民が少しでも見栄えをよくするために、気軽に整形をします。社会の貧富の差が大きくなり、多くの人が日本以上に歪な社会で生きています。
中国では、半世紀前の高度成長期の日本のように、働け、働けの大合唱です。職場の労働環境や被雇用者の人権も軽んじられています。その反面、大学新卒者の専門職の受け皿が足りていないので、少ないパイを奪い合うことになり、若年者の未就職率は二桁に及ぶそうです。
ぼく自身、職場環境の悪い、これらの国々で働きたくありません。しかし、会社員である限り、逃れられない運命です。ぼくが海外で起業した理由は、自分のための自由な時間をつくるためです。人口が減り続ける国などは、希望もなく魅力もない、そのような国だということです。
また、海外で日本人ばかりで群れたくはなく、英語や外国語が操れないのは、本人の問題だと思います。ぼくの生徒たちは英語を巧みに操り、インター校での生活を楽しんでいます。落ちこぼれた学生が、彼らを妬むのは間違っています。楽しみたいなら、英語を勉強すればよいだけのことで、大人も子供も関係ありません。
国際化と半世紀の間声高に叫びながら、英語を真剣に勉強しない。IT化と言いながら、コンピュータ言語の勉強を通してコーディングやプログラミングを学ばない。このような人たちとつき合うのは時間の無駄なので、インター生しか教えないようになりました。誰でも真剣に学びたい人を教えたいと思うはずです。
ぼくは大学の卒業旅行で初めてアメリカの地を踏んだのですが、「ぼくはこう思うのだが、君はどう思う」と気軽に話しかけてくれたのです。裏表なく思ったことをそのまま表現するのです。ここではみんながぼくと同じだと思いました。だったら堅っ苦しい日本なんか、出ていけばよいということになります。（それ故に英語は必須となります）。
国際社会では、明るく外交的な性格を持つ生徒が好まれます。自分の意見をはっきり言わないで、何を考えているか分からない人は好かれません。しかしながら、ぼくは自分の価値観を他人に押しつけたくはないので、生徒たちが大人になった時、日本を選ぶか海外を選ぶかは本人の意思だと思います。
ぼくが日本人、朝鮮人、中国人が好きではない理由は、彼らの価値観をこちらに押しつけてくる人が非常に多いからです。欧米人なら個人の考え方を尊重してくれます。だったら、ぼくは彼らとつき合うことにするだけのことです。ぼくのまわりの日本人も欧米に長く住み、現地の社会になじんだ人が多くなります。頑固者や偏屈者の集団はご免です。
2022年9月8日（木）
役に立ったMathのテキスト
勉強しない日本の社会人
ぼくが現在教えているは、インター生のための英語の知識とIT（情報工学）になるのですが、10年以上前には、ハイスクールのIGCSEのMathも教えていました。もともとぼくは文系の人間なので、A Levelを教えられるほど、理数科目の深い知識は持ち合わせていません。
写真の中のCliffsNotesとCliffsQuickReviewのテキストを使って復讐しながら当時の生徒に教えていました。特に、CliffsNotes Algebra Ⅱは、理解を深めるために役に立ってくれたので、大切に使っていたのですが、使い過ぎて一部擦り切れてしまいました。
大人になっても新しい知識を学ぶことは楽しいことだと思うのですが、大部分の日本の社会人、特に文系の学卒は、60歳の定年までまったく勉強しません。会社員となり、忙しくて時間を持てない人や疲れ果てて夜学に通う気力もない人も多いと思います。
ハイスクールで学ぶ、IGCSEのScienceやSocial Studiesの学問レベルは、文系のぼくに合っています。ちょうどよい頭のトレーニングになります。ただし、自分の専門のIT（情報工学）なら、一人のIT技術者として、アメリカの大学の履修内容を教えることができます。
ハイスクールで学ぶ、少なくない日本人の学生が、専門用語が分からないので、授業が理解しづらいと感じているようです。参考になればと思い、役に立ちそうな数冊のテキストを紹介しました。Siam Paragonの紀伊国屋で入手できます。
テキストのカバーや表装は新しくなっているかもしれませんが、内容に大きな変更はないと思います。
里親さんにもらわれる一匹
もうすぐこの中の一匹が新しい里親さんにもらわれていきます。この世に生まれてから大切に育ててきた子猫たちなので、幸せになってもらいたい気持ちでいっぱいです。３匹一緒に仲良く眠る最後の一時と思い、写真を撮りました。好奇心の塊なので、家の中を元気いっぱいに走り回っています。
また、生後一ヶ月ほどの、５匹の子猫を保護しているのですが、パルボウイルスという非常に危険な伝染病にかかっていたので、隔離して治療している状態です。幸いにも発見が早かったので、最悪の状況を避けることができました。
2022年8月23日（火）
英語しかできない人になってはいけない
インター生なら英語はできて当たり前
インター校出身や数年に渡る欧米への留学を経験した人は、世の中に多くいます。しかし、英語しかできない人は、結局のところ、国内の文系学卒と同様に大学卒業後、メーカーや商社の営業職、もしくは輸出入業務の書類を作成する事務職以外に職場はありません。60歳の定年まで売り上げに追われる営業職やだるい貿易関連書類の作成などの事務職で働く人生は、ひたすら我慢と忍耐の連続です。
海外営業や貿易関連書類の作成などには、高度な語学力など必要とされません。長年このような職場で働き続け、何をやらされているんだろうと考える人も多いと思います。インター校や留学で語学を深く勉強して高い語学力があっても、Physics, Chemistry, Biology, ITなどに関して深い理解力がないと、専門技術職にたずさわることができません。
日本では、毎日の雑務に追われるので、技師や専門職を除き、一般的な会社員が夜学に通うことは、容易ではありません。一方、欧米では、多くの人が夜学でITの勉強に励んで、コンピュータ言語の学習を通して、コーディングやプログラミングを学びます。今世紀に入り20年がたち、コンピュータ言語の理解において、日本人と欧米人の間に、大きな隔たりができてしまいました。
未だに多くの日本企業では、新入社員のためのオリエンテーションで、ワード、エクセル、パワーポイントなどを教えます。インター校の小学３、４年生の学年で習うことを大人の社会人に教えているのです。彼らの中でコンピュータ言語の知識がある人は、ほぼ皆無の状態です。日本人のIT知識の欠如が分かる事実です。
ブリティッシュスクールのインター校では、英語を操るのは当然で、Physics, Chemistry, Biology, ITなどの科目を勉強して、実務的な知識や技術を身に着けることに重点が置かれています。生徒が将来技術職に就くために、専門知識を深めるカリキュラムを採用しています。A Levelの選択科目においては、大学の履修内容とも重なるので、大学の専攻も考慮に入れることになります。
ぼくは自分の生徒に対しては、英語の語学力は２～３年で上級レベルに到達させ、その後は数学や理科（物理、化学、生物）の勉強をできるだけ早く始めさせて、将来の大学受験に備えさせます。また、インター生のためのエリート教育として、小３の学年から始めさせて、ESLではなく、Regular classesやMain streamと呼ばれる本科で学べる語学力の育成にも重点を置きます。
インター校出身や留学経験のある人でも、英語にしがみつくことなく科学技術を学び、その知識を活用できる職場に身を置けば、専門分野で知識を深めて経験を積みながら、定年まで会社に貢献できるだけでなく、社会の発展に寄与できる人材になることができます。また、技術者（技師）であれば、独立起業も容易になります。苦しく耐えるだけの人生を避けるには、専門知識が必須なので、真剣に勉強して習得してください。
母猫と３匹の子猫
３匹の子猫もずいぶん大きくなりました。１匹だけ里親さんが見つかりました。ありがたいことです。
2022年7月15日（金）
16年間一緒にいてくれてありがとう
14年間毎日同じベッドの上で一緒に寝ていたパピー
16年ほど前に、かわいい生後３ヶ月の子犬にパピーと安易に名前をつけました。当時住んでいた小さな借家で、父親の愛くるしい丸目と母親譲りの小柄でずんぐりとした体を持って生まれてきました。その母犬から生まれた最後の子犬でした。写真は三日前に撮ったものです。
その犬が昨日の午後に天国に旅立ちました。20年に渡って10匹以上の犬や猫を飼い続けているので、犬や猫が死ぬと近くのお寺で焼いてもらって灰を家に持って帰ります。今日はこれから犬の灰を受け取りに行きます。タイ人の係員の人も、こちらの気持ちを察してくれます。
小柄な犬なので、今回の火葬の料金は200バーツほどでした。係員の方には灰をかき集めてくれるサービス料として、お礼の100バーツを渡すつもりです。この犬を毎朝抱きかかえて階段を下りて、えさの準備をするのが一日の始まりでした。その日常の生活の一コマができなくなった寂しさを感じます。
今から思えば、昨日まで精一杯長く生きてくれました。昨年の重い病気から回復して一年と４ヶ月ほどが経っていました。最愛のペットを失った悲しみを抑えられるのは、第三世代になる、パピーの二匹の子犬たちが、今日もぼくの部屋で元気でいてくれるからです。
二週間前に生まれた３匹の子猫
二週間ほど前に、借家の裏にある使われていない古い台所で、３匹の子猫が７月２日に生まれました。今は亡きボス猫の最後の忘れ形見です。わが家には14匹の保護猫と４匹のペットの犬がいます。その他にも、去勢避妊手術を待っている猫の一時的な住まいでもあります。
母猫はこれまで多くの子猫を生んで育ててきました。しかし、今回子育てが終われば、避妊手術を受けさせるので、この猫にとっては最後の子猫たちになります。３匹の子猫たちは元気にすくすくと育っています。懸命にお乳を吸っている子猫たちを見ると、何とか助けてやりたくなります。
子猫たちには里親さんを探しているのですが、見つからない場合は、ぼくが育てることになると思います。古い家なので、屋根が壊れ、雨水が漏れて、ボロボロになっていた台所なのですが、暇つぶしに時間をかけて修理しておいたので、避妊手術を待つ雌猫専用の仮住まいの場所として使っています。
2022年6月24日（金）
人生を成功に導くために
ITを含む科学技術知識の学習の重要性
コロナウイルス禍で生きていくのは、容易なことではないと思います。偏差値が高いと見なされる有名な大学を卒業しても、文系の学卒では技術知識や特種技能がないので、売り上げに追われる営業職や輸出入の書類を作成する事務職以外に職場がありません。
この中には英語しかできないインター校出身の人も含まれます。前者は体力勝負ですし、後者はひたすら怠い業務をこなす毎日です。わたしも過去には会社員だったので、これらの職場で働いたこともあり、彼らの気持ちはよく分かります。しかし、本音を言えば、面白くもない職務だったので、働き続けたい職場ではありませんでした。
誰でもできる仕事など、誇りを持てるものではありません。わたし自身は30代の半ばで独立し、自分の時間を持てるようにして、50歳を過ぎた今でも専門知識をさらに深く広くするために勉強を続けています。勉強する内容は、英語だけでなく、Science、Social Studies、IT or Computer Languagesなど、多岐に渡ります。時折りインター校訪問の同行依頼も受けたりします。
専門職の利点は、競争相手が少ないことです。わたしはインター生のための家庭教師なので、インター生のための勉強方法を教えたり、編入前の生徒や保護者の方の希望に応じて、インター校の紹介などが実務となりますが、事実上、競う相手はほとんどいない状態です。毎日の実務労働時間も少なく、せいぜい３～４時間ほどなので、ボランティア活動に時間を割く余裕があります。
今世紀を生き残るために、ITの専門知識は欠かせません。職務内容はマイペース、短時間、自宅勤務の好条件が揃っており、ビジネスとして独立も容易なので、インター生の生徒たちにすすめています。特に、ブリティッシュスクールでは、コンピュータ言語の学習を通して、コーディングやプログラミングを学ぶので、その有用性を理解できます。
エクセルやパワーポイントなどのアプリソフトを使った入力や編集などの業務は、大人が従事する仕事としては容易過ぎる作業です。ITの知識は高額の副収入に繋がるので、学生だけでなく社会人の方々にもおすすめするスキルです。実務的なコンピュータ言語の学習は、未来を明るいものに変えてくれます。日本語にも変換できるので、こちらのサイトで学んでください。
わたし自身も高校生の時に、もっと数学や物理を真剣に学んでおくべきだったと後悔しています。特に物理の内容を深く理解できていれば、その知識を高度なプログラミングに生かせたからです。新しい知識を学ぶのに、40歳ならまだ遅くないと思います。そろそろ重い腰を上げてはどうでしょうか。
下請けや派遣などは条件が悪いので、受けたことはありません。わたしの場合、お客さんとは直接（契約などを）受けることにしています。独立して成功するためには、お客さんを自分で見つけるのが鉄則です。集客を他人に頼るなど、ありえないことです。良質のウエブサイトの開発と運営が成功の鍵となります。
ようやく実現した米国の銃規制
今まで何度も葬られてきた銃規制の法案が、共和党と民主党の超党派による議員たちの努力で、ようやく法制化されることになります。同様の法案が過去何度も提出される度に、特に共和党の多くの議員に廃案にされてきました。
他の国々に比べると、銃による殺人の発生率は、アメリカのものが突出しています。先月のNew York州のBuffalo市内のTops Friendly Markets storeで起きた襲撃事件の後、世論が銃規制に一気に傾いたようです。
近年アメリカの左傾化が著しくなっており、千載一遇の機会が巡ってきました。黒人大統領の出現と同じぐらい意味のある法案なので、将来的にはさらに厳しい内容に変更されていくものだと思います。詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
銃規制の支持者の長年の努力や熱意が、ようやく実を結んだことに、まるで自分のことのように、大きな安堵感を得ることができました。くすぶるコロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻など、暗いニュースばかりですが、その中で、久しぶりに明るいニュースを聞くことができました。
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2022年5月30日（月）
やる気のある生徒を集める重要性
単語の暗記と文法の学習の重要性をよく理解してくれる保護者の方々
リーマンショックの前までは、当時の日本語情報誌の裏に家庭教師の広告を出せば、すぐに保護者の方々から電話があり、生徒が２～３人集まりました。しかしながら、リーマンショック後は、自動車メーカーや商社の駐在員でも住宅手当が減額されて、生徒たちが安い塾に流れました。
人の流れが変わるとお金の流れも変わります。リーマンショック前のバンコクでは、わざわざ（日本人学校向けの）家庭教師を雇っていることが、一種のステータスシンボルとされていましたが、その後は、日本国内と同じように学習塾がもてはやされるようになりました。
この流れもインター校編入の人気が上がることで、インター生専門の塾や家庭教師が取って代わるようになります。コロナ後の社会に移り変わる現在では、感染の危険性の高い塾よりも、家庭教師やオンラインでの授業に需要が傾きつつあります。
ぼく自身、リーマンショックの際に、情報誌の広告で集客ができなくなりました。その対策としてウエブサイトの設計のためのコンピュータ言語、htmlなどを勉強して、インターネットを利用してホームページから集客を図れるようになりました。
インター生を教えるには、ハイスクールのMath、Science、ITなどの理系の科目も理解する必要があります。非常に高い語学力や多分野に渡る広範な知識だけでなく、ウエブサイトの開発を含めてITの専門知識も要求されるので、教える側も毎日の勉強を欠かすことができません。
インター生のエリート教育においては、優秀な人材を育成することになります。やる気のある生徒を引き受けて、よい結果を出し続けることが信用につながっていきます。この仕事を長く続けるには、よい生徒の資質を見抜く目利きが必須になります。また、現在のインター校では、ITなどの専門知識が重要視されています。
生徒の低年齢化が進みながらも、２～３年で上級レベルの語学力を育まなくてはなりません。数年の海外留学期間と専門性を必要とされる仕事ですが、とても教えがいがあります。最近小３の学年の生徒が増えてきたので、お母さんたちに単語の暗記と文法の勉強のさせ方を説明して、生徒たちの宿題の補助をお願いしています。
毎日机に向かわせる癖をつけさせることが、小さな生徒にはとても大切です。語学力を育むために、毎日の集中した勉強が欠かせません。ぼくの生徒の保護者の方々は、単語の暗記と文法の学習の重要性をよく理解してくれるので、家庭教師の授業がはかどり、こちらも助かっています。
逆に、やる気のない生徒を引き受けたり、渋滞の酷い地域に通ったり、勉強に集中できない蒸し暑い環境など、悪条件が重なると、こちらのやる気も失せてしまいます。優秀なインター生を育てるために、長く安定して続けたいので、つき合う相手を慎重に選ぶことになります。どんなビジネスでも人づき合いで決まります。
類は友を呼ぶので、成功できない人は自分の考え方やつき合う仲間が間違っているのです。好きなこと、興味や関心のあることを見つけてやり続けると、進むべき方向性や具体的に将来やりたいことが見えてきます。生徒の長所を伸ばして、将来の仕事に導くのが自分の役目なので、英語と技術の重要性を説き続けています。
Star Trek Strange New Worlds
最近はまっているアメリカのテレビ番組です。アメリカに住んだことのある人なら誰でも知っているSF、Star Trekの最新シリーズです。日本ではオリジナルシリーズが1970年代に「宇宙大作戦」と呼ばれていました。
深夜に再放送されて、日本語で見ていたのを憶えています。さすがに時代の流れを感じさせるネーミングですが、ぼくは最新シリーズの各エピソードをダウンロードしてHDDに貯めています。
最近のCGの発達には目を見張るものがあります。軽快なストーリー展開もよいと思います。リンク切れになるまでは、こちらのサイトで楽しめます。
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2022年5月30日（月）
暮らしづらくなった世界
オーストラリアに興味を抱くことができなかった理由
過去20-30年の間にオーストラリアが物価高で暮らしにくい社会になったことは、知人を通して話を聞いていました。こちらとこちらの記事を読んでもらえれば分かりやすいと思います。お隣のニュージーランドも同様のようです。
イタリアについても産業基盤が弱い国で、他のヨーロッパの国々と同様に天然資源をロシアから頼っていたので、光熱費が数倍に高騰しています。欧州はウクライナの戦争が続く限り、天然資源の確保が難しい状態だと思います。
しかしながら、コロナ以前でも、ヨーロッパでは若者の就職が難しい状態が続いていました。景気が悪いのは日本だけではないのです。欧米では、若者を中心として就職のためにIT技能の指導が行われるのですが、日本でも始めるべきだと思います。
日本には長期間の海外留学の経験もなく、英語の語学力も中途半端の低いままで、技能もまったくない文系大卒者で溢れています。彼らのIT知識は20年前のエクセルやパワーポイントで止まっています。自尊心だけ高く使えない困った方々です。
ぼく自身もオーストラリアのメルボルンに半年弱ほど滞在したことがあるのですが、20年以上前の現地は東南アジアから積極的に移民を受け入れて、物価も安く暮らしやすいところでした。しかしながら、2000年代に中国人が不動産を買いあさり、住宅の価格が高騰し始めました。
ぼくがオーストラリアに魅力を感じなかった理由は、産業というものが存在しなかったことです。ほとんどの輸出は天然資源や農作物で占められています。機械工学やコンピュータ工学を勉強しても、その受け皿がほとんどない状態です。優秀な人材は欧米に流れてしまいます。
ぼくの記憶が正しければ、1996年から1997年にかけてアメリカ、カナダ、オーストラリア、タイと移住を考える国々を移り住んで、最終的にバンコクに落ち着きました。産業基盤、治安、政治形態を考慮すると、フィリピン、インドネシア、マレーシアは候補から外れました。
それ以前も留学や駐在で、イギリス、アメリカ、ブラジル、ラオスに住んでおり、海外で30年ほど暮らしています。しかしながら、覇権を握ろうとする中国やロシアなどの独裁専制国家が世界に存在する限り、住みやすい平和な世の中にはならないようです。
力づくで威嚇して他人を自分の意のままに操ろうとする人が、社会に一定数存在するのは事実です。若いころにキックボクシングの修練を行ったのも、このようなことに対処するためです。ぼくは男性としては小柄ですし、卓球少年のような体をしていると言われたこともあります。
ぼくのように外見が弱そうな者にしかケンカを売れないような者は、自信もなく強くもないのです。自分の身は自分で守るのは、海外で生きる鉄則です。生徒たちが望めば、身を守るために、ジャブ、ストレートなどのパンチやミドルキックの打ち方を教えます。強力な拳や蹴りで相手を破壊するためです。
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2022年5月27日（金）
意味のない文系の学部の卒業証書
役立たない文系の学部の大学卒業証書
ぼくの生徒のご両親の方々の中で、自分自身もインター生だったと言われることがあります。すると、ぼくは、英語だけ勉強すればよかった、懐かしい時代でしたねと答えます。
20年ほど前のインター生の教育なら、有名大学の英文科や英語科に合格させて、それでバンザーイだったのです。ところが、インター校の教育は過去15年間で大きく様変わりしました。
コンピュータ言語を使って、コーディングやプログラミングを学ぶIT(ICT)教育の普及です。イギリスをはじめとするヨーロッパの先進諸国では、数学以上に重要視される科目になりました。
日本人の98-99%の方々は、学校でITを学ぶことはなく、彼らの一生を通してコンピュータ言語を見たことがなく、コーディングやプログラミングを書き込む経験などまったくありません。
日本国内では英文原書をスラスラ読める人もほとんどいないので、ITの学習の際には、翻訳された日本語のテキストを使って、英語で書き込む必要があるコンピュータ言語を学ぶために、わざわざ日本語で勉強する面倒なことになっています。
ぼくだけでなくインター校のITの関係者に言わせれば、そんなもの英語で直接勉強したほうが手っ取り早いのです。日本の教育者や日本人学校の関係者に、このようなことをいくら説明しても理解できるとは思えませんが、インター生にITの学習をすすめる理由はここにあります。
英語ができるだけのインター校出身の文系の大学生では、卒業後にメーカーや商社の海外または国内営業に従事する以外に、職場選択の余地はありません。特殊な技能を身に着けることなく、60歳の定年まで売り上げに追われる、長くてつらい一生になります。
科学技術などの専門知識の習得から逃げると、その後一生後悔することになります。数学や物理が得意でなくても、IT（情報工学）なら語学センスで学べます。英語が得意な人ならこちらのサイトでITを学ぶべきです。英語が苦手な人は日本語に変換できます。
昭和のころのように、学歴のためだけに有名な大学の文系の学部に入って遊びまわっていると、卒業後に待ち受ける長い人生で痛い目に合うことになります。彼らには優秀な理系の頭脳はないのですから、文系の学部の大学生だからこそ、生き抜くためにコンピュータ言語を勉強するしかないのです。
グループ３の３匹（生年月日：おそらく2022年2月中旬）
2022年5月28日現在、保護している３匹なのですが、とても仲が良く、可能であれば一緒に引き取ってくれる方を探しています。
2022年5月19日（日）
日本のメディアの低い信頼性
ウクライナ侵攻において、欧米のメディアから翻訳するだけの日本のメディア
ウクライナ侵攻において日本のメディアは、欧米のメディアのニュースを翻訳するしかできません。日本人の報道関係者に英語を操れる人材が非常に少ないので、現地で意見の交換にすら問題があります。
ですから、関心のある方々は、BBC(UK), CNN(US),
ABC(US), CBC(Canada)など、これらの信用性の高いニュースチャンネルから、直接情報を得ることをおすすめします。
真実を正確に把握するためには、優秀な諜報機関を有する米英のメディアからの情報の入手が欠かせません。ぼく自身は、日本人の多くの識者（と思われている人）の意見に耳を傾けることはありません。
しかしながら、ロシアで長年勉強され、独自の見解を持つ、ロシア政治の中村逸郎教授には好感が持てます。バンコクで個人的につき合いのある日本人は、欧米で長年勉強したり働いていた方々です。優秀な人が多く、コロナ禍の中でも、それぞれの専門分野で活躍されています。
過去20年間バンコクで独立して会社や店を開けた日本人は、まわりに多くいましたが、気がつくと残っているのは、自分を含めて数名のみです。ぼくは努力家で成果を出せる有能な人を高く評価します。彼（彼女）らからは有用な知識だけでなく、やる気をもらえる大切な方々です。
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2022年5月8日（日）
パソコンの修理
OSがインストールされたHDDが壊れました
記憶が正しければ、７、８年前に備えつけた、OSがインストールされたHDD(hard disc drive)が壊れたので、最新のSSD(solid state drive)に変えました。
データ保存用に容量の大きいHDDも備えつけました。Windows10の再インストールも含めて3,500バーツほどです。基盤上のCPUは旧世代のCore-i3のままで、メモリーも4GBほどです。
ウエブサイトの開発やオンライン授業が行えれば十分なので、高性能のパソコンなど必要ありません。必要最低限の買い物しかしませんが、小さなアップグレードを自分なりに楽しんでいます。
SSDの耐久性は評判通りだと思いますし、パソコンの起動やブラウザの操作の速さも実感できます。テクノロジーの進化によって、パソコンはより便利なものになっていきます。
デスクトップのパソコンの良いところは、自分の好みに応じてアップグレードができるところです。ぼくにとっては、コストパフォーマンスを最大限に生かすことができます。
SSD vs HDD 新世代と旧世代のデータ保存ドライブの違いを明確に説明してくれているウエブサイトです。
2022年4月15日（金）
野良猫たち
10匹を超える近所の野良猫たち
最近少し頭を痛めているのが、これらの野良猫のことです。隣に猫好きな人が住んでいたのですが、２週間ほど前から姿を見かけなくなりました。彼女は大量のキャットフードを毎日与え続けたので、多くの子猫が生まれることになったのですが、突然餌をもらえなくなった子猫たちは飢え始めました。
ぼくも５～６年前から、自分の家のまわりに住み着いた猫たちに少量の餌を与えてきました。必要があれば去勢避妊手術も施してきました。隣人にも手術の重要性を話したのですが、理解してもらえませんでした。大量の餌を与え続けて、自分の都合で突然いなくなったら、残された猫たちはどうなるのでしょうか。
生後３～４ヶ月ぐらいたてば、子猫たちの生存率はぐっと高まるので、それまでぼくが代わりに餌を与え続けるつもりです。写真を見てもらえれば、子猫たちはまだまだ小さいことが分かってもらえると思います。ぼくは小さな命が目の前で消えることが、もっとも目にしたくない光景です。母猫の体調にも気を使ってやる必要があります。
このような日常の出来事も、日本国内で会社員などやっていると、小さな動物たちに愛情をかける時間すら持てなくなります。海外で時間や経済的な余裕ができ、毎日の生活の中で心のゆとりが持て、事業主でいられることをありがたく感じます。個人的には、人間らしい生活が送れるだけで幸福だと思っています。
2022年4月6日（水）
愛車１号 Honda Jazz
16年前に新車で買ったHonda Jazz
定期的に足回りを修理して、新車並みの状態を保っています。走行距離も15万キロを超えていますが、エンジンの調子は良好です。しかしながら、内装が汚れてきたので、近いうちに清掃業者に頼んで、きれいにしてもらおうと思っています。
ぼくは、個人的に、この小型車を非常に気に入っているので、きっと動かなくなるまで乗り続けます。大型車や外車にも興味はありません。ぼくは成金さんのように、物を見せつける趣味はありません。子供のころから小さくてかわいい物が好きなのです。
贅沢にも関心がないので、見栄を張りたがる人とつき合うことはありません。車はぼくの手足となって、ぼくを生徒たちの家に運んでくれます。物を大切にする気持ちは、忘れないようにしたいと思います。
2022年3月25日（金）
コロナウイルスワクチンの３回目の接種
Synphaet Srinakarin Hospitalにて
昼過ぎの午後１時前に、３回目の接種のために、日本人や外国人の来院者が少ない、Synphaet Srinakarin Hospitalに来ました。予想通り、院内の人もまばらで、パスポートを持って、予約なしでもワクチンの接種を受けつけてくれました。
ワクチン接種の証明書(Thailand Certificate of Covid-19 Vaccination)の用意を忘れないようにしてください。受付から接種まで、所要時間は１時間ほどで、ファイザー社のワクチンを打ちました。
日本人専用のワクチンの案内の張り紙が、病院内のあちらこちらにあり、手続きが分かりやすかったと思います。３回目の接種を終えて、ワクチン接種の証明書をもらって、家庭教師の授業のためにスクンビットへ向かいました。
2022年3月19日（土）
家庭教師の一日
毎日の日課
写真の中の犬は、ぼくのペットの中で、もっとも年老いて、今年で16歳になります。これから一緒にいられる時間も長くないと思います。それでも、今のところ、元気でいてくれます。この犬の子犬２匹も９歳になります。
記憶が正しければ、14年ぐらい一緒にベッドの上で寝ています。朝起きるとその犬を脇に抱えて階下に降りて、オシッコやウンチの掃除を終わらせて、居間で犬５匹と猫６匹のご飯を用意します。そして、自分自身の食事を取ります。
それから、犬を部屋に連れて上がり、パソコンの前で勉強をしたり、軽く筋トレしたり、ウエブサイトの更新をして、午後３時まで時間を潰します。その後、家庭教師の授業のためにスクンビットに車で向かいます。車に乗りこむ前に、家の庭で休んでいる野良猫たちにも餌をやります。
授業を終えて、帰宅途中にLots'sやBig Cで食材などを購入します。家に帰ってくるのは、午後８時ぐらいになります。帰宅後は午前の日課の繰り返しで、犬にはおやつをやり、猫には餌をやり、自分の食事を作って部屋に上がり、パソコンでアニメや映画を見ます。
それから、少し勉強して、午前１時が過ぎたころに、犬をベッドに上げて寝ます。ベッドの近くの犬小屋ケージで子犬２匹も寝ています。お金持ちとは思いませんが、贅沢には興味がないので、老後のための十分な資産が残っています。必要以上に働くことのない、マイペースな毎日を送っています。
若いころに、つまらない仕事、すし詰めの通勤電車、非効率的なサービス残業、などに忙殺される日本を見限って、海外に移住したのは賢明な選択でした。つまらない会社と自宅の往復で、数十年に渡る住宅ローンを抱えて、愛情もない家庭を養う一生など、まっぴらごめんです。
北米や豪州にも住みましたが、物価が高すぎて、生活のゆとりはなかったです。自由な時間と経済的な余裕は、物価の安いタイだから得られました。長く海外に住むと、日本の家電製品が世界の市場から消えて、日本の国力の低下を肌で感じることができます。情けない話ですが、国内の社会人のIT知識や技能は、エクセルやパワーポイントなどを学習する、インター校で学ぶ小学３～４年生なみです。
コロナ禍の社会では、英語を操り技能で身を立てるような、専門職でないと生きていけません。国内の有名大学を卒業しても、長期欧米留学経験のない文系の学部卒の人では、社会を生き抜く術や技能がありません。定年まで売り上げに追われる営業職や、肉体労働作業とも呼べるサービス業に従事する一生は、長く苦しいものです。厳しい現実を直視すべき時だと思います。
2022年3月8日（火）
新しい技術を学ぶ重要性
ブログやウエブサイトの活用を考えている人へ
コロナ禍にある、現在の情報誌やネット上の掲示板への書き込みでは、有効な広告宣伝にはなりません。バンコクの塾の経営者だけでなく、多くの家庭教師の方々が、生徒が集まらずに苦しんでいます。生徒を集るために、ネット上で誰でも作れるブログの活用をおすすめします。
バンコクで家庭教師をする人であれば、キーワードとして「バンコク、家庭教師」を多く含めるようにしてください。すべての業種に言えることですが、検索上位表示を狙うには、キーワードを含む多くの記事を書き続けることが大切です。新しい技術を学ばないと、生きていけない時代になりつつあります。
ビジネスにウエブサイトを活用したい人は、こちらの無料で学べるサイトを利用して、コンピュータ言語の勉強を通して、コーディングやプログラミングを習得してください。業者に依頼すると多額の費用がかかり、管理費や維持費の名目で毎月支出が発生し、個人情報が洩れる危険性もあります。自分自身がIT技術者になれば、ウエブサイトの開発費や管理費も無料になります。
現代はITという技術知識をビジネスの武器と考える必要があります。成功するためには、他人より抜きでた知識が必要になります。ITマーケティングやネット広告の重要性は理解できても、何から始めたらよいのか分からない人は、こちらまで連絡くだされば、ボランティア活動の一環としてアドバイスできると思います。
洗濯機の交換
20年ほど動いてくれたLGの洗濯機をTOSHIBAの新しいものに交換しました。長い間よく働いてくれたと思います。タイではこのような古い洗濯機や冷蔵庫などを、数百バーツほどで買い取ってくれる業者が存在します。古い家電のパーツを集める業者です。部品となっても他の人の役に立ってくれたら幸いです。
2022年3月6日（日）
元気をくれるYouTubeチャンネル
50歳を過ぎて変わり始め、少しずつ分かりだすことがあります。徳を積むことの大切さが心で理解でき始めます。
個人的におすすめのYouTubeチャンネルを紹介します。興味のない方はすっ飛ばしてください。
三木大雲上人/目から鱗、幸せになる方法【前半】、
三木大雲上人/目から鱗、幸せになる方法【後半】、
人生を変える学校 Life Changing Schoolによる「神様を味方にする方法 小林正観著」
自分と同じ考え方の人も、世の中には多くいると思うと、少し安心できます。これらのYouTubeチャンネルを見ると、おもしろく分かりやすく説明してくれるので、楽しみながら聞いています。
心が軽くなるので、暇つぶしや気分転換にもよいと思います。残念なことながら、教育関係の多くの人が、他人への思いやりや徳の大切さを忘れているので、自分自身への戒めとも捉えています。
チョビ（雌３歳）
お気に入りの昼寝の場所です。母猫がこの子を頼むと家に残していきました。３ヶ月間ほど車庫の車の下に住んでいましたが、一匹で生き抜く強さがないと判断したので、家の中に招き入れました。
2022年2月25日（金）
インター生の教え方
インター生を教えるのに必要とされるのは、圧倒的な語学力、とりわけ語彙力です。参考として、英検の準１級(ibt TOEFL 70)で7000語、1級(ibt TOEFL 90)で10000語の語彙を必要とすることになっています。
ブリティッシュスクールのハイスクールで、IGCSEを学ぼうとすると12000語、A Levelにいたっては15000語の語彙を持つことが推奨されます。ちなみに英米の大学では専門用語が増えるので、20000語以上となります。
授業中に様々なテキストを読んで理解するために、各段階でこれらの語彙が必須となります。数回繰り返して読んで理解できなければ、ほとんどの生徒は自信を失ってしまいます。
ですから、わたしの場合、ABCから始めて３年以内に１級を超えるペースで教えていきます。同時通訳のレベルは別ですが、このレベルの到達はインター生なら難しいことではありません。
経験上、最初の一年間で２級を超えることが絶対条件になってきますが、日本人が多すぎない、まともなインター校で学ぶ生徒なら、さほど問題ではないと思います。
暗記法を使って単語帳数冊まるごと生徒の頭の中に入れていくことになりますが、教える人がこの暗記法を理解していることが、インター生を教える前提条件になります。
わたしのところには、時折りインター生を教えてみたい人がメールで連絡をくれるのですが、例えば、英検１級の過去問を解いてみて、簡単とは言いませんが、難しいと感じるなら止めたほうがよいと返します。
インター生だから特別に専門の家庭教師を雇ってもらえるわけで、その反面、生徒を成功に導く責任を負うことになります。わたしはこのようなことを18年間続けています。
欧米に数年間の長期留学の経験があれば、自分が現地で英語を習得した経験を生かせるので、インター生に教えるには有利になります。留学経験のない国内の平均的な英語講師では、インター生はものすごい速さで語学力を伸ばしてくるので、すぐに追いつかれしまいます。
逆に、TOEFL英単語3800 神部孝著（旺文社）、英検１級 でる順パス単（旺文社）、究極の英単語Vol.4 [超上級の3000語]（アルク）の
また、CGP Key Stage Three Science Higher Level Complete Revision & Practice (CGP)は、科学分野の復習だけでなく、語彙を増やすために役立ちます。さらに、CGP Edexcel IGCSE Biology/Chemistry Complete Revision & Practice (CGP)は、生物／化学の分野だけでなく、環境の保護に必要な知識も深めてくれます。
対象学年を小５～中２のインター生として、３年間で上級レベルに育てるのが、わたしの教え方です。小３、小４、中３、高１の学年の生徒を引き受けることもありますが、英語の授業は基本的に３年間で十分だと考えています。語学センスのある生徒は、週一回の授業で十分です。
その後、希望する生徒には、日本人の不得意分野であるコンピュータ言語の学習を通して、コーディングやプログラミングを教えて、具体的にお金を稼げる技術を教えていきます。インター生が英語を操るのは当たり前ですが、最先端の科学技術と言えるITの重要性は、これからはるかに高くなると思います。
バンコクには若くて優秀な人材が多く、ハイスクール卒業後もバンコクに残って、インターナショナルカレッジに進学する人います。わたしの生徒たちの一部も、その中に含まれています。インター生を対象にした優秀な家庭教師にもなれる人材として、わたしも彼らに大きな期待を抱いています。
ジョニー（雄９歳）
我が家の第三世代のポメラニアンです。兄弟のレックスといつも一緒です。
2022年2月6日（日）
18年間生徒が途切れなかった理由
ぼくがバンコクで家庭教師を始めて18年間ほどたっているのですが、その間生徒が途切れたことがありませんでした。特に、13年ほど前にホームページを立ち上げてから、依頼が増えて自分一人で対応できなくなったので、知り合いの家庭教師の方々に協力を仰いでいる状態が続いています。
インター生の語学力は、適切な指導とテキストで急激に上がっていきます。小6～中1の学年で準１級を取らせた生徒は、中2～中3の学年では１級の語学力も超えていきます。ホームページの中では、上級レベルの語学力を身につけるノウハウを分かりやすく説明しているつもりです。
多くの人が知りたいのは、目的を達するためのノウハウなのですが、少なくない家庭教師や塾の経営者は、自分をいかに良く見せるかということに注力を注いでいます。ぼく自身は、10年以上前から上級レベルの英語の語学力とコンピュータ言語の習得の大切さを説いてきました。
インター生のための効果的な勉強方法を優しく説明して、家庭教師を雇えない生徒には、独学でも勉強できるように、ウエブサイトを立ち上げました。インター校編入に関しても、多くの人が知りたい情報を内容に反映するようにしました。生徒に恵まれている理由は、語学力を高めた結果を出すことと、情報の更新だと思います。
バンコク日本人学校とインター校のオンライン授業やコロナウイルスの対応策を比べると、いかに日本人の対応が遅れているか一目瞭然です。国内の文系大卒の社会人など、理系の科学技術知識も持たず、ヨーロッパ人並みの英語の語学力やIT（コンピュータ言語）の知識も持ちません。
昭和の時代と変わらない、根性論で売り上げに追われるだけの営業職、慣れれば高校生でもできる輸出入業務の書類作成など、大卒の学歴があれば誰でもできる仕事です。しかし、君の代わりはいくらでもいると上司から言われるような職場が好きになれますか。誰でもできる仕事は競争が激しいのです。
日本の人口減少や経済力の衰退も、時短を促進する合理的なコンピュータシステムを職場に導入できないことやIT人員の欠落が原因です。外国人と英語でまともに意思の疎通を図ることができず、令和の現在もサービス残業が正当化されています。こんな時代遅れの日本という国に、明るい未来などあるはずがありません。
ぼくは自分のインター生の生徒に、高い英語の語学力だけでなく、コンピュータ言語を用いてコーディングやプログラミングの作業にも慣れておくように、いつも言い聞かせています。ブリティッシュスクールのITの授業は、数学以上に重要とされ、コンピュータを操る知識はすでに常識です。
終わらないコロナウイルス禍の中で、日本人も不安定な社会で生きることになりました。何もできない文系の大卒では、お金を稼げない世の中だということや、不況になると仕事がなくなることを、ようやく理解し始めたと思います。厳しい世の中を生き抜くために、真剣に英語だけでなく科学技術知識を習得してください。
自分自身に対しては、
１、身なりの清潔感を保つこと
２、中年太りにならないで、細身の体形を保つこと
３、仕事の際はスリッパなどを履かないで、革靴をきれいな状態に保つこと
４、生徒宅へ運転する２台の車もきれいな状態に保つこと
５、もっとも大事なことですが、新たな知識を得るために毎日勉強を続けること
などを戒めごととしています。社会的な成功は、毎日の心がけや努力の継続だと、自分自身に言い聞かせています。
バンコクを含む海外において、車を所有することは、身を運ぶだけでなく、便利で安価な移動手段となり、金銭的な余裕の証にもなり、社会人として身を立てる上で、とても役に立っています。
ジャイアンとその家族
大きな家に囲まれた地域なので、野良猫も住民から大切にされています。
2022年1月18日（火）
恵まれた環境
ぼくは会社員ではなく、インターネットを利用した個人事業主なので、一日の実務労働時間は３～４時間程度です。このようなことを20年以上続けて、バンコクでそこそこの資産も残すことができました。ビジネスも大成功とは言えませんが、小さな成功を重ねて、イギリス、アメリカ、ブラジル、ラオス、カナダ、オーストラリアに移り住み、バンコクでも人生をそれなりに楽しめていると思います。
ぼくはもともと体幹が強いほうではなく、無理をすると体が壊れるのが分かるので、頭と体を適度に働かせて、齢を重ねても体が病まないように、健康に注意を払ってきました。今でも酒や煙草を体内に取り入れることはなく、野菜や果物をたくさん食べています。たんぱく質は豆腐、魚、鶏肉から摂取しています。50歳を過ぎても痩せめの体形を保ち続けたいと思っています。
ぼくの場合、過去を振り返ってみると、海外で生き抜くために重要なことは、外国語を真剣に勉強すること、そして、コンピュータ言語を含む科学技術の習得でした。近年海外に移住する相談を受けることが多いのですが、正直なところ、高い英語の語学力や専門知識がなく、余裕のある資産や、自ら車を運転して事業展開する行動力もない人に、海外移住を強くすすめることはできません。
その反面、ぼくの生徒たちは、英語だけでなく科学分野にも興味を持って勉強してくれる優秀な人が多いので、インター生専門の家庭教師として恵まれていると思います。有名大学とはいえ文系の学部を卒業しても、売り上げに追われる営業や、退屈な輸出入業務の書類の作成など、好きになれない職場に身を置くことになります。長い人生を生き抜く科学技術知識を得ることはできません。
日本人学校の生徒や保護者の方々は、英語やコンピュータ言語を真剣に学ぶ重要性を分かってくれませんが、インター生の生徒たちは日々の学校の授業を通して、それらの重要性に気づいているので、こちらとしても、教えがいがあります。世界に通用する人材を育成することに貢献できるのは、自分にとって誇らしいことだと思います。
ぼく自身、高校生の頃に数学や物理の重要性に気がついて、もっと真剣に勉強しておけばよかったと後悔することがあるのですが、その反省も含めて、生徒たちには、数学、物理、化学、生物、ITの科目の実用性を分かりやすいように説明しています。生徒に生活の糧にできる科学技術知識を育むことが、指導する立場の者の義務だと思います。
また、知性や教養のある多くの外国人の知人や友人に囲まれているので、自分が恵まれた環境に身を置いていることをありがたく思います。自分の好きなように事業展開が出来て、自分の時間を長く持てて、余裕のある生活を海外で実現できています。規則だらけの社会は好きではなく、高校生の頃に海外へ脱出を計画していたことが、今では懐かしく思えます。
ジャイアン（？歳）
時折り餌を食べにくる近所のボス猫です。怖い顔をしていますが、とても人懐っこいのです。
2022年1月6日（水）
難しい時代になったと思います
コロナウイルスの流行で、日常の生活だけでなく、ビジネスモデルも変化を求められ、ITマーケティングの知識の重要性が増しました。一般的な素人の方々は、FacebookやInstagramなどのSNSなどを用いて情報を発信することだと思いがちです。
しかし、コンピュータ言語を操る技術者の目を通すと、ユーザーの求めている物を多角的に分析して、需要に合わせて製品やサービスの価値を高めて、ウエブサイトに有効に反映させることになります。中級レベルのIT技術者のわたしでも、豊富な情報の発信だけでなく、情報操作ぐらい容易なことです。
一昔前のバンコクにいる家庭教師の集客方法は、日本語情報誌（フリーペーパー）の広告欄に生徒募集の広告を載せることでした。今はその情報誌そのものが消えつつあり、インターネット上の掲示板に書きこむことしかできなくなりました。但し、その中には怪しい人も含まれるので、連絡を取ることに躊躇する保護者が多いのも事実です。
その対策として、自分自身のホームページ内に、生徒を募集する、無料の家庭教師の広告掲載欄を設けています。家庭教師の紹介に関しては、個人的にも知り合いの方々なので、信頼性の高いものだと思っています。家庭教師各々の長所を考慮して、適切だと思われる人を選択してもらえればよいと考えています。
バンコクでは、先月から少し気が緩んで、多くの人が戸外で遊び始めたため、今週からコロナウイルスの感染者数が増加してきました。個人的には、なぜ屋内で静かに時を過ごすことができないのか不思議でなりません。ぼくは自分が所有する車の移動で、自宅と生徒の家のドアの間を往復するだけなので、感染する比率は非常に低いのですが、生徒のことが心配になります。
ジロー（雄２歳）
６匹の中でもっともやんちゃでイタズラ好きな猫ですが、人懐っこいところがあり、食事をしている時に膝の上に乗ってきます。かわいい奴だと思ってしまいます。
2022年1月3日（月）
適切な家庭教師や塾を選択してください
ぼくはインター生専門の家庭教師で、主な仕事は短期間で生徒の語学力を上級レベルに引き上げることです。中級レベルの２級なら、ABCから教えても一年間あれば十分です。ただし、教え始める前にインター生のための心がけとして、単語の暗記と文法の学習を毎日一時間ほど続けることを日課としてもらいます。
この日課なしで語学力を上級レベルに引き上げることは不可能なので、ぼくが家庭教師を引き受ける場合、生徒本人と保護者が単語の暗記と文法の学習の重要性を理解することが必須となります。インター校を近所のお遊び英会話学校と同じに考えている人も多くいますが、このような方々とおつき合いする機会はないと思います。
英語の勉強を極端に嫌うインター生もいます。授業も全く理解できず、ひたすら英語から逃げる生徒もいます。登校拒否になるのは、遅かれ早かれ時間の問題です。安くはない学費と長い時間を浪費することになります。メールや電話で家庭教師の依頼を受けて話を聞いても、このような状況にいる生徒は、勉強に対して真剣に取り組む意志がありません。
インター校に編入して半年が過ぎ、一年が過ぎても、子供の語学力がまったく伸びていないと、少なくない保護者が気づき始めます。二年が過ぎて、このままではダメだと思い、ようやく重い腰を上げて家庭教師を探し始めることになります。しかしながら、ぼく個人としては、正直なところ、このような生徒を引き受けたいとは思いません。
いたずらに時間を浪費してしまった生徒やその保護者には悲壮感が漂ってます。遅れを取り戻そうと焦っているのですが、間違った勉強方法が身についているので、適切で合理的な勉強方法に対しても、抵抗感を感じてしまいます。他人の負債を個人的に背負いこむようなことはしたくないので、知り合いの塾を紹介することにしています。
日本人学校の生徒に関しては、文部省が指導する中学高校の英語教育の内容があまりにも容易すぎて、教えてもこちらの糧にもなりません。その反面、インター生は適切な指導とテキストで、急激に語学力を伸ばしていきます。彼らの成長はとても早く、ハイスクールの生徒の語学力が、すでに社会で生きていく術の一つになっていることが分かります。
インター校での毎日の生活を充実したものにするには、生徒に高い語学力が求められます。ぼくがインター生専門の家庭教師として20年近く続けている理由は、彼らの語学力を育むことに手を貸すことができたと思うからです。彼らが社会人になった時に、少し変わったおもしろい家庭教師が、バンコクにいたことを思い出してもらえればありがたいです。
スケジュールさえ空いていれば、やる気のある生徒なら、ぼくは家庭教師として誰でも引き受けます。しかしながら、インター校生活に興味もなく、嫌々学校に通っているだけで、英語の勉強なんかしたくないと思っている生徒は、教える対象にはなりません。大切な時間を有効に使うために、目的に合った適切な家庭教師や塾を選択してください。
ミオ（雄３歳）
朝ご飯を食べた後は、このようにくつろいでいるのですが、先月は白癬(はくせん)と呼ばれる皮膚糸状菌による皮膚感染症で食欲がなくなり、危うい状態でした。行きつけの獣医さんに注射を打ってもらい、症状が和らいでいきました。治療してくれた獣医さんと看護師の方々に感謝です。
