バンコクの家庭教師の日記 2023年
家庭教師の仕事に関することから、日常生活、交友関係、趣味など気軽に書いています。ほぼ毎日が、新たな発見や刺激の連続で、退屈のない生活です。いろんな体験を毎日積んでいるので、書ききれないのが残念です。
バンコクの家庭教師の日記の目次
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54 ぼくにとってのクリスマスプレゼント
53 資産を持つことの重要性
52 やりたいことをやり続ける
51 高くなってきた野菜
50 最近はまっているアニメ - 葬送のフリーレン
49 悲しい人生を生きる日本人
48 インター生を教えるコツ
47 移住の増加
46 人種差別に過剰に反応する日本人
45 好きな仕事で生計を立てる
44 やる気のある優秀な生徒が集まるコミュニティ
43 納豆
42 曲がらなくなった指
41 観光でしか生きることができない日本
40 喫茶店の活用
39 白髪染めと壊れないベルト
38 プリンターの修理
37 ヨーロッパのバカ
36 地域猫
35 ゴミの分別 2023
34 Tesla in Bangkok
33 Car Registration Book
32 神仏に祈る時
31 太陽光発電設備 (3)
30 太陽光発電設備 (2)
29 甦った古い2016年製のノートパソコン
28 ぼくの枕の上で眠る13歳の老犬
27 トンローにある安いアパート
26 家の近くの歯医者
25 太陽光発電設備
24 オンラインの無料相談に関して
23 インター校の校長先生とのおつき合い
22 インター生を教える責任
21 車の修理 - 二重規範（ダブルスタンダード）
20 インター生専門の家庭教師の務め
19 少なくなった日本人事業主
18 Blackout curtian（太陽光遮断カーテン）
17 ３台目の車(2)
16 英語しかできない人の末路
15 世界でもっとも勉強しない日本の（文系の）社会人
14 保護猫活動 (3)
13 保護猫活動 (2)
12 アルバイトで貯めた留学費
11 インター校と住居をセットで考える
10 このままではダメになるよ
09 ゆっくり休むソンクラン（タイ旧正月）
08 ぼくが救えない生徒
07 子供が勇気がもつ時
06 精神的に余裕のない日本人
05 堕ちていくだけの日本人
04 編入や転校の相談
03 ３台目の車
02 保護猫活動 (1)
01 あんた、どうしたん？
2023年12月31日（日）
ぼくにとってのクリスマスプレゼント
生き延びた２匹
10月と11月は猫のロビンが急性の腎不全を起こして、１、２日毎に点滴を打つことになり、命が尽きるまでこれが続くことになると覚悟しましたが、奇跡的に回復して現在は食事療法に移行しています。
そして、今月に入って、今度は犬のアンジーが立ち上がれなくなり、餌を食べることができなくなりました。寿命かなと思ったのですが、前日までがつがつと食べていたので、原因を探るために動物病院に運びました。
自律神経の促進を促す薬の投薬と耳の掃除を２週間ほど行って、現在は以前以上に歩けるようになり、食事も取れるようになりました。適切な治療がいかに大切か理解することができました。
今回も多くの獣医や看護師の方々に命を助けてもらいました。ぼくにとっては最高のクリスマスプレゼントになりました。安堵した気持ちで新年を迎えることができます。感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。
2023年12月29日（金）
資産を持つことの重要性
充実した人生を送る
イギリスから始まった海外での生活が33年を超え、バンコクでコンピュータシステムの営業を受けて、自分の事業を始めてから24年が過ぎました。仕事のために車３台を所有して、人並みに貯蓄や投資に回せるお金も、そこそこの額になってきました。
営業代行後のビジネスは、日本人のご家庭をお客さんとして、欧米人の教師やタイ人の職員の方々から情報を得て、インター校に関する情報をネット上で提供しながら、家庭教師を基本的な生業として、生計を立ててきました。
タイの安い物価のおかげで、毎月一定額を貯蓄に回すことができました。郊外で借りている一軒家の家賃が11000バーツで、毎日の食費も100バーツほどなので、お金を貯めるのに大変助かりました。しかし、今年の５月から電気代が高騰しているのが気がかりです。
飲む打つ買う（大酒を飲み、博打を打ち、そして女を買う）などの、昭和の大人の遊びには興味がないので、お金を散財する理由や目的がありません。勉強やウエブサイトの開発が趣味なので、お金がかかりません。
好きなことをやって生計を立てているのですから、ストレスはかかりません。一日の実務労働時間は３時間ほどです。合理的で無駄のない生活を送るのが、ぼくの生き方なので、マイペースで自由に暮らしています。
バンコクでも一定の資産を持つことで、社会的な信用を得ることができます。新しい大きなビジネスも展開できるようになります。苦しみながら会社にしがみついて、60歳の定年まで働き続けることだけが人生ではないと、自分の生徒たちに異なる生き方を見せることができます。
眉間にしわを寄せて、あくせく苦労して、忙しく働くことを美徳とする、非効率的で生産性の低い日本人の働き方を、ぼくは肯定的に受け入れることができません。劣悪な労働環境が嫌で、日本を離れた原因や理由もここにあります。ITや英語の利便性を理解しない日本の社会に愛想が尽きました。
来年は、コスパが良くて英語で勉強する、タイのインターの大学を詳しく紹介していきます。特にコンピュータサイエンスやIT（情報工学）の分野は、世界中のどこで勉強しても、内容はほとんど変わらないのですから、高い金を払って欧米に留学する必要もないと思います。
2023年12月28日（木）
やりたいことをやり続ける
興味や関心を持つことの大切さ
現在活躍している、野球の大谷選手、ボクサーの井上選手、一昔前の野球のイチロー選手、に共通するのは、野球やボクシングを好きで楽しみ、生活の中心に野球やボクシングを続けるためのコンディショニングがある点です。
昭和のスポーツ選手のように、酒、たばこ、異性との夜遊び、などのくだらないことよりも、自らの選手生命を継続させるコンディショニングを優先することに、ぼくは共感を覚えます。彼らが尊敬される理由は、彼らの紳士的な振る舞いです。
彼らのように有名で金持ちになる必要はありませんが、自分の興味や関心を持ったものや好きなことで生計が立てられるように、自分の人生を若いうちに計画すると、人生の後半で毎日の生活が充実してきます。正しい方向性で、「継続は力なり」だと思います。
ぼくは大学生の時にイギリスに留学して、新卒でメーカーに就職した時に海外要員として採用され、アメリカに駐在になり、結果的に英語の語学力が大幅に上がりました。ブラジルに留学してポルトガル語を勉強した時は、英語で考えてポルトガル語に翻訳して作文力を向上させました。
留学費用は親に頼るのも嫌だったので、ほぼ全額自分で働いて貯めて、自分のお金で捻出しました。留学を自分への投資だと考えました。基本的に他人に頼らない性格は、すでに若いころに形成されていました。他人を動かすよりも、自分で動いたほうが早いということです。
40代の半ばで、コンピュータ言語に興味を持ち、IT（情報工学）をインターネット上で独学で学び、html, css, javaScript, sql, phpなどのウエブ開発言語を勉強しました。後に自分のウエブサイトを自分自身で設計することができました。
javaScriptはもっとも使われるプログラミング言語で、開発環境の設定も簡単なので、学びやすいコンピュータ言語です。今月、「一冊ですべて身につくJavaScript入門講座（SB Creative)」を購入して復習教材として使っています。
入門書とうたっていますが、htmlとcssのコーディングをすでに学び、javaScriptの学習経験がある人でないと、javaScriptの構文理解がついていかないと思います。しかしながら、丁寧に書かれたテキストです。ウエブサイト開発の基礎ができた人におすすめの本です。
2023年12月24日（日）
高くなってきた野菜
ローカルマーケット
家の近くのローカルマーケットでは、たくさんのキャベツの玉がこれだけ入って、60バーツです。Big Cの野菜売り場の値段もかなり高くなってきたので、先月から購入先をローカルマーケットにかえました。
他の野菜や果物もFuji Superに比べると、三分の一ほどの値段です。昭和のお母さんのように、近所のスーパーマーケットの特売品にも目を光らせるようになりました。
犬猫のペットフードや猫のトイレの砂も製造元や問屋さんから直接安く買っています。ショッピングセンターや小売り店で買うと、割高につく世の中になってしまったので、頭を使わざる負えなくなりました。
2023年12月13日（水）
最近はまっているアニメ - 葬送のフリーレン
葬送のフリーレン（英語版）
ぼくは映画やアニメの英語版をダウンロードしてハードディスクにためこんでいます。それらを一日中ループさせてパソコンの画面から英語のシャワーを浴びるように環境を整えています。
英語圏の国から離れると、英語を聴き取る能力が急激に衰えていきます。英語の映画やアニメを見ると、そのドラマの世界観に引き込まれてしまい、意識せずに英語の勉強をすることになります。
現在のパソコンには無料で使える勉強道具が転がっています。多くの日本人が顔面神経痛のように神経を張り詰めて、英語の教材に取り組む勉強方法をぼくは評価しようとは思いません。
例えば、ぼくの場合、お気に入りのアニメ、最近はまっている葬送のフリーレン（英語版）をパソコンで見ていると、日本語のセリフに比べて、感情をストレートに表現しているのが分かります。
多くの日本人は勉強や仕事を、辛いもの、苦しいもの、と捉えます。好きなことや楽しいことを勉強や仕事に取り入れないのが理解できません。そんな彼らをぼくは残念に思います。
インター校のセカンダリースクールで学ぶ、ぼくの生徒たちなら語学力も高いので、英語版のアニメを楽しみながら見ることができると思います。
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2023年11月16日（水）
悲しい人生を生きる日本人
すぐに殺処分を唱える日本人
世の中には、特に日本という国には、カッコばかりつけて体面にこだわり過ぎる人が多いので、嫌悪感を感じることがあります。見せびらかすために高い金を出してペットを飼って、世話が面倒になったら捨てる人があまりにも多いので、そのようなニュースを聞く度に悲しい気持ちになります。
多くの保険所では、毎日のように犬や猫が真空殺処分でむごたらしく殺されます。仕事のため、お金を稼ぐ手段とは言え、自分の手を血で汚すことができる人は、軽蔑の意味を込めて、大したものだと思います。ぼくならいくら金を積まれても、そんな真似はできません。
また、日本にいたなら譲渡会などを開きたいとも思いません。なぜなら、譲渡された動物を虐待して殺す人がいるからです。ろくな仕事もなく、異性にも相手にされず、一人ぼっちの寂しさを紛らわすために、怒りをぶつけるために、弱い小動物を標的にするような気の狂った人を相手にしたくありません。
仏教徒の多いタイのよいところは、このような人がいないことです。タイには日本のような殺処分センターもありません。ぼくは日本人が行う慣習の中に吐き気を催すものがあります。和歌山のイルカ漁がその一つです。仕方がないという日本語は、ぼくが一番嫌いな言葉です。仕方なく殺すのだそうです。
目の前で死にそうになっている子猫や子犬を見て、いつも見て見ぬふりをして、心が動かない人で満ちている日本の社会を残念に思います。毎日残業で忙殺され、満員電車で揺られて、心が疲れるほどくたくたになって、多くの人がそのような人生を送る日本は悲しい国だと思います。
2023年11月8日（水）
インター生を教えるコツ
早めに準１級の壁を超えさせること
移住の増加に伴って、子供たちに学費の安いインター校に編入を望む保護者の方々が増えています。比較的に安いインター校でも、日本の私立並みの額になるので、けっして安いとは言えないのが現状です。
日本人学校並みの学費で行けるインター校を数校紹介していますが、ギリギリで生活が回る予算で生計を立てている方々もタイ移住のご家庭には多く、われわれ家庭教師を雇う余裕もないと思います。
満足な語学力も養えずにハイスクールを卒業する日本人の生徒も目立ちます。また、日本国内の高校からバンコクのインターナショナルカレッジに進学を試みる学生も多くなっています。全般的に語学力が低いのが、インター生との違いです。
ただし、インター校のハイスクールを卒業しても、語学力の低い生徒は文系の学びやすい大学の学部に進学することになります。工学というものを勉強できるほど、語学力や総合学力が高くないので、選択の余地がないようです。
結局、このように語学力の低い生徒たちは、大学卒業後の就職でも苦労することになるのですが、ぼくはインター生の教育に関しては、ミドルスクール（小６から中２の学年）のうちに英検の準１級を超えさせることがポイントだと思います。
できるだけ低い学年で準１級を超えさせると、その後の一年間で、軽く１級の語学力も超えてきます。英語の勉強を早めに終了させると、数学や理科（物理、化学、生物）、及びIT（情報工学）などの科目に集中することができます。
大学の受験時まで英語の勉強に時間を持っていかれると、それ以外の科目に時間を割く余裕がなくなります。帰国子女枠を使って、英語のみの試験で文系の学部を受験することで精一杯です。大学入学後、その多くの学生がまともに勉強することなく卒業を迎えます。
商社やメーカーの営業では、英語しかできない元インター生も多く含まれますが、技術があれば違った人生を歩むことができたはずです。ぼく自身文系の学卒で、メーカーに入社して働いていたので、技術者が重宝される現実を目のあたりにしています。
その後、自分自身もITの技術知識を学ぶことがなければ、後年に独立して起業することなど夢のまた夢でした。インター生の生徒には、英語の勉強などさっさと終わらせて、興味のある分野で専門科学知識を身につけさせることが最優先になります。
残念ながら日本という国では、社会人が働きながら工学を勉強できる環境が整っていません。英語を操り工学の知識を持つインター生には、海外での就業もすすめています。経験を通じて知識を深めることができるような職場で、確かなキャリアを築くことを願っています。
2023年11月1日（水）
人種差別に過剰に反応する日本人
海外の英語を話せない日本人
ぼくはアメリカの社会だろうがブラジルの社会だろうが、言語を勉強しながら、彼らのコミュニティにすぐに馴染んでしまいます。しかしながら、どこでも誤解や口喧嘩はあるので、大声や厳しい言葉を出すこともあります。
ぼくだったら、「猿」と言われれば、「豚」と言い返しますし、「チビ」と言われれば、「けつデカ野郎」と言い返します。こいつにケンカを売ったら、３倍になって悪口が返ってくると相手に認識させれば、ピタッと止まります。
ところが、海外で外国語を操れない日本人たちは、うなだれたり、愛想笑いで、相手の悪口を増長させます。英語や現地の言葉を勉強して理解しようともしないのだから、ぼくにはどうしようもありません。
こちらに飛んでくる火の粉は払いますが、外国人の輪の中に入ろうとしている人を見ると、国籍を問わず助けたくなります。国際社会に馴染んでもらって、一緒に時を過ごせたら、楽しいこともあるだろうと思います。
ぼくは33年間海外にいますが、人種差別なんて感じたことはありません。もしかしたら、誰かに差別的なことを言われたことがあったのかもしれませんが、ぼくにとってはどうでもよいことなので、まったく気にしません。
欧米人の多くは、ぼくと同様に、口喧嘩をしても翌日には忘れています。主張すべきことは、譲ることなく、はっきり言うことで、相手から一目置かれることにもなります。過度の忖度など、外国人から不気味に思われます。
人種差別に過剰に敏感になる必要はありません。しかし、海外に出ると日本人だけで群れてしまう人は、実は内弁慶で気の弱い人が多いので、困った時に近くに頼れる人がいるなら、素直に頼ったほうがよいと思います。
2023年10月30日（月）
好きな仕事で生計を立てる
ぼくにとっての営業
インター生相手に家庭教師をする前に４年間ほど営業代行業務なるものをやっていました。人と話ができない営業下手の、当時５、６人ほどのコンピュータプログラマーを雇って会社を開いていた知人がいました。
過去一年の売り上げが10000バーツだというので、代わりに営業をやってあげようかと申し出て、おつき合いが始まりました。20年以上前の話ですが、コンピュータシステムをメーカーや工場に売りに行くのがぼくの役目でした。
在庫管理や生産管理のシステムを売るためには、各メーカーのシステム担当者、生産管理の担当者、工場長の方々に電話でアポを取らなくてはなりません。アポが取れると売れる可能性は高いことになります。
知人が経営する会社の売り上げの半分をぼく一人で出していたので、営業員としての業績は悪くなかったと思います。しかしながら、毎月売り上げに追われることは精神的にきついので、一生はできない仕事だと感じていましたが、この営業を四年ほど続けました。
自由な時間をたくさん持てる個人事業主
それに比べると、個人事業主としての、インター生相手の家庭教師の仕事は、自分の好きな仕事なので、ストレスはほとんどありません。一日の中で拘束される時間は、片道一時間の通勤時間を併せても、５時間ほどです。
事務所や工場で働く会社員であれば、通勤時間を含めて、拘束時間は少なくとも10時間に及びます。しかし、ぼくには一日の中で、自由に使える時間がたくさんあります。海外で自由気ままに生きる、高校生当時の夢を叶えています。
独立するには英語だけでなく、機械工学、電気電子工学、情報工学(IT)などの専門知識が必要になります。文系の学卒が考える、塾、コンビニ、料理店などの店舗経営は誰でもできることなので、競争が激しく利益率も低くなります。
一方、専門知識を生かした仕事は競争相手が少なく、事業を継続しながら経験を積んでいると、自然に知識幅が広くなります。ぼくも語学力を急激に伸ばす、優秀なインター生を相手にした教え方にも慣れて、すでに20年ほど教えています。
正直なところ、営業や貿易事務などの業務を楽しんでいる人などこの世にいないと思います。面白くもない仕事に就くことを生徒にすすめることはどできません。興味や好奇心を仕事にできるように、生徒には知恵の絞り方を教えています。
2023年10月29日（日）
やる気のある優秀な生徒が集まるコミュニティ
英語の学習環境を整えるのが大切
10月現在で小４のから高１の学年まで16人の生徒を受け持っています。一昔前に比べると、週一回の授業の生徒が増えました。また、半分の生徒は学費だけでなく、家庭教師の授業料まで会社の補助が出ます。
生徒が若くなっているので、お母さんに宿題のチェックをお願いすることがあります。ご家庭でぼくが授業で教えた内容の確認などもしてもらうと、生徒のが語学力の伸びが早くなります。
ほぼすべての生徒がインター校に編入して間もない状態で引き受けます。３年ぐらいかけて上級レベルに達するまで、おつき合いすることになります。英語の学習環境さえ整えてしまえば、インター生の語学力は急激に伸びていきます。
やる気のある優秀な生徒が集まるコミュニティを作るのがぼくの役目です。準１級の語学力をできるだけ早い時点で身につけさせるのが、インター生の育て方です。主に中１、２の学年が対象になりますが、さらに一年後には１級の語学力も超えていきます。
インター生を成功に導くには、高度な語学力を身につけた後に、余裕をもって大学受験のための数学や理科（物理、化学、生物）の勉強に専念できる環境を整えなければなりません。
インター生なら英語の勉強なんかさっさと片づけてしまうことです。英語を操れるはずのインター生が、大学受験で英語の勉強なんておかしいと思いませんか。
2023年10月18日（水）
納豆
TOPSで買う納豆
家の近くのTOPSでよく買う、３個入りで45バーツの納豆です。歳を取ると健康に気を使うようになります。毎回の食事でたっぷりとキャベツを食べるのですが、時折り納豆も取ります。
煙草や酒は百害あって一利なしなので、体の中に取り入れることはありません。それに、個人事業主の家庭教師として、インター生の真面目な生徒を相手にする仕事なので、ほとんどストレスもありません。
タンパク質は鳥、魚、豆腐などから取り、バナナやブドウなどの果物もよく食べて、週二回の軽い筋トレと併せて、健康状態を良く保ちたいと思います。
2023年10月17日（火）
曲がらなくなった指
ひどく噛まれて数針縫った人差し指
一年ほど前にひどく猫に噛まれて数針縫ったのですが、傷が治ってから指を動かそうとしても、第二間接が曲がらなくなってしまいました。
そこで、トンローにあるカミリアン病院(Camillian Hospital)でPhysical Therapyというものを受け始めました。一回目のリハビリで、痛みを伴いながらも、曲げられる角度が深くなりました。
明日が５回分のリハビリの第２回目になります。昨日のリハビリ代は750バーツでした。支払いはCashierで済ませます。比較的に良心的な治療費のように思えました。
病院のゲートを入ったところでパーキングチケットをもらって、付近の駐車場に車を停めて、階段を上って正面玄関に入りました。受け付けはRegistrationで行えます。
Physical Therapyのリハビリには、エレベーターで４階に移動します。看護師さんが献身的にリハビリに付き添ってくれます。
2023年10月8日（日）
観光でしか生きることができない日本
英語とITが後進国な日本
50年前の昭和の時代は、他のアジアの国々にライバルのような存在はありませんでした。ところが、現在は中国やインドでさえ自動車を生産できる国になりました。
それぞれ14憶の人口を抱え、人口ピラミッドの頂点の部分の10%は、日本人全体よりもはるかに優秀で上昇志向が強く、英語とITに優れた人材ぞろいです。
第二次大戦において日本の士官の判断力の欠如に比べて、下士官の優秀さが敵国からも評価されていました。地域単位では優秀な人も多く見られるのですが、日本という国を導く人材が育っていないと思います。
ほとんどの日本国民も未だに大学の偏差値に捕らわれています。国内最高峰のはずの東大の（平均的な）学生でも、英検の準１級に届かないほど語学力が低く、英文の原書が読めません。
現実的には、中国やインドを相手にした国際政治経済の分野で、一億総凡人の日本人が、これらの国々と対等に競えるはずがありません。英語を操れない時点で摘まれています。
日本が生き残るには、観光立国となって、安くてうまい料理を外国人に提供するぐらいです。未だに労働条件が最悪で、毎日満員電車に揺られて、多くの国民が疲弊して、人口が減少し続けるのです。
しかしながら、高度な英語教育もIT教育も受けられない日本国内の生徒とは違い、インター生で強い意志を持つ生徒なら、自分の未来を違うものに描くことが可能です。
せめて、ぼくにできることとして、家庭教師として縁がつながったインター生の生徒たちだけでも、世界のどこでも生き抜いていける頭脳と胆力を持てるように育てたいと思います。
20年以上前にブリーダーさんから譲ってもらった犬の孫として生まれてきたレックスも10歳になりました。時のたつのは早いです。
2023年10月6日（金）
喫茶店の活用
有益な時間つぶし
最近はスケジュールがきつくなり、休みがない状態ですが、世の中不景気な中で恵まれているんだから、しっかり教えなさいと自分に言い聞かせています。
渋滞する可能性も考えて、早めに車で目的地について、近くの喫茶店で勉強しながら時間をつぶすことにしています。雨のよく降る時期になると、車の有難みを感じます。
先日、ソイの24に住む生徒さん宅に早めに着いたので、授業前の時間まで近くのKaldi Cafeで勉強しながら、空いた時間を有意義に使えました。Hot LatteのLサイズで90バーツでした。
インター生相手の家庭教師も教え始めて20年を超えました。生徒宅の移動場所を近くでまとめて、車で簡単に移動することで、体の負担を軽減できました。
時折り喫茶店で軽く休みを取ることは、よい気分転換にもなります。ウエブサイトを使う効果的な集客宣伝と、車の移動による時間の短縮で、長く続けられたのだと思います。
2023年10月5日（木）
白髪染めと壊れないベルト
白髪染め
少なくとも15年ぐらいは白髪染めを使っていると思います。写真の白髪染めは、家の近くのスーパーで45バーツで買ったものです。
３回分ぐらい入っているので、一回分当たり15バーツになります。３週間毎に白髪を染めています。一ヶ月間放置すると生え際が目立ってしまいます。
白髪染めは長期間使うとはげるなんて言いますが、今のところ、ぼくに関しては、そのような兆候は見られません。髪染めの色はBlackです。
壊れないベルト
おそらく７、８年は使っていると思いますが、とにかく丈夫で壊れません。家の近くのBig Cで298バーツで買ったものです。
ぼくは高級革でもすぐに壊れる柔なものは要りません。車も含めて身のまわりにあるものは、実用性があるものが一番です。
2023年10月1日（日）
プリンターの修理
Canon G1010
プリンターが壊れたので、家の近くの修理屋さんまで持っていきました。原因はインクのつまりでした。10分ほどで修理は終わり、300バーツ支払いました。
仕事上プリンターは必須のアイテムなので、もう一台、予備のプリンターとして、同じくキャノン製のE410を1300バーツほどで購入しておきました。
先日SSDを2000バーツほどで購入して、予備の古いノートパソコンを復活させたので、万が一の場合の緊急時に備えることができます。
車も３台あるので、今日はどれを運転していこうかなと、気持ちの余裕がるのは、ビジネスに大切なことだと思います。古い物を復活させたり、よい物を安く買うのは、ぼくの得意なところです。
2023年9月24日（日）
ヨーロッパのバカ
腰砕けのドイツとフランス
2015年のフォルクスワーゲン社による排ガスの不正問題の発覚から、ドイツ人は問題の争点をずらすために、電気自動車の普及に舵を切りました。それまでディーゼル燃料で培ってきた企業文化や歴史を捨てて、進む方向を変えてしまいました。
そして、2022年にロシアがウクライナに侵攻するまで、産業界だけでなく生活の燃料インフラまで、エネルギーの供給をロシアの天然ガスに頼りきっていました。また、経済に関しても中国市場に依存してきました。
ドイツのみならずヨーロッパ全体でも同じあり様で、電気代や燃料費が数倍に膨れ上がっています。2023年の年始時に比べれば落ち着いたようですが、食料費、住居費、光熱費、衣料費、光熱費、交通費など全般的に生活費が上がっています。
ドイツ企業の駐在員の学費補助もかなり減額されたと聞いています。ヨーロッパでは日本以上にウクライナ侵攻の影響が濃く、現在のバンコクのインター校では、アメリカや、特にヨーロッパから学生が戻ってきていません。
ドイツやフランスは、1991年の東西の冷戦終結から安堵感に浸り続けていたところに、昨年のウクライナ侵攻で冷や水を浴びせられたというわけです。独仏はロシアに対して弱腰の政策を続けて、ちゃぶ台をひっくり返されたのです。
国力の衰退は、他国からの侵略に繋がるので、台湾問題を隣に抱える日本も他人事ではないと思います。ぼくのインター生の生徒たちには、海外でも仕事に就けるように、英語だけでなくITを真剣に勉強するように説いています。
ぼくは英語を操れない日本国内の大部分の社会人や学生には何もできません。今世紀を生き抜くには、（海外の）大学で工学を専攻して（英語で）学ぶ必要があります。インター生なら専門知識を英語で身に着けることも可能だと思います。
タイにおいても、電気代が今年の５月からまた高くなり、ガソリン代も高騰しています。頭の痛いことですが、犬や猫の存在に癒されています。ぼくの部屋の前がお気に入りの猫と、いつもベッドの上で一緒に寝る犬の写真です。
2023年9月17日（日）
地域猫
餌を待つ野良猫二匹
毎朝起きて二階の寝室から階段を下りてくると、玄関ドアのガラス越しに、外で餌を待っている二匹の猫が見えます。
特に白茶ぶちの猫は、５年以上のおつき合いです。ドアの前でエジプト座りをして、家の中をじっと見ています。反対側の家の中にいる、けつお君とにらっめこです。
最近の見慣れた光景です。もう一匹のまだら模様の猫は、おそらく、台所の屋根裏で生まれた猫です。ぼくの家の中でしばらくの間暮らしていたと思います。
二匹とも地域猫で、近所のいくつかのご家庭で、餌をもらっているようです。もちろん、二匹とも去勢手術は施してあります。長生きして天寿を全うしてほしいと思います。
2023年9月12日（火）
ゴミの分別 2023
できるだけ減らしたいゴミの量
先日取り替えた車のワイパーを分解して、金属、プラスチック、ゴムに分けました。金属とプラスチックは、近くの再利用のための分別収集所で受け取ってもらえます。ゴムのみゴミとして捨てることになります。
コーヒーショップで注文して飲み干した後のコップも紙とプラスチックに分けて収集します。アメリカに住んでいた時、まわりの人がこのように分別していたのを思い出して、彼らのように行動したいと思いました。
２、３ヶ月ごとに金属、紙、ガラス、プラスチックに分けて収集して、近くの分別収集所まで運んでいきます。タイに長年住んでいるので、少しでも自分が出すゴミの量を減らしたいと思っています。
若いころに仕事でアラスカに住んでいた時には、まわりは雪や氷で覆われていたのですが、近年はその氷が溶けだしていると聞いています。地球の温暖化で、徐々に地球が壊れているように感じます。
2023年9月5日（火）
Tesla in Bangkok
バンコクで目立ってきた電気自動車
アメリカのテスラ、中国のBYD、同じく中国のGWMなどの電気自動車がバンコクで目立ってきました。その中でも低価格の中国製の電気自動車の売り上げが好調です。
日系メーカーが作る電気自動車は、あまりにも高額なのが気になります。自動車も家電と同じ轍を踏んでしまうのでしょうか。
バンコクに長年住んで、日本の家電産業の衰退を見てきたので寂しさを感じます。一方、韓国だけでなく中国企業の成長が顕著になりつつあります。
2023年9月5日（火）
Car Registration Book
車の所有者を証明するページのコピーを保持すること
今日から施行された法律で、車の所有者を証明するページのコピーを、運転中は常に保持することになりました。
写真を撮ってスマホの中に入れておくのもよいと思います。罰金は2000バーツだそうで、車を運転する方は気をつけてください。
自分が所有する３台の車の中にも、それぞれの登録車と所有者を証明するコピーをダッシュボードの中に入れておきます。
2023年9月3日（日）
神仏に祈る時
すべてをやり切って結果を待つのみ
４年ほど前にLotus'sで200バーツ購入した車のワイパーを、今回はインターネット上で28バーツで購入できました。まったく問題なく使えるので、これでは小売業は成り立たないと思いました。タイの景気は徐々に回復傾向にありますが、コロナウイルスの蔓延前と比べると雲泥の差があります。
20年ほど前、タイの優秀な学生は薬学部を目指しましたが、現在はITを含むコンピュータサイエンスに取って代わられています。欧米と同様に、IT（情報工学）を専攻する女性が目立ちます。コンピュータ言語を学ぶことがふつうになりつつあります。世界中でこの例外にあるのは、英語とITが苦手な日本だけです。
３年に渡るコロナ禍の引きこもりを経験して、人々の意識が変わり始めたと思います。従来の店舗経営が非常に難しくなっています。バンコクでも古い店舗が潰れて新しいものに変わっているのが目につきます。数ヶ月ごとに店舗が入れ替わっているのをよく見かけます。
すでに科学技術知識なしで生き抜ける世の中ではありません。ぼく自身、今でも一時間半ほど毎日コンピュータ言語や英語を勉強しないと、世の中の進歩に追いつけないと感じます。大学を卒業して社会人になっても、死ぬまで専門技術知識を学び続ける必要性があります。
しかしながら、ぼくは会社員ではなく個人事業主なので、自分の時間をたくさん持つことができます。空いた時間を勉強に回すことができます。ウエブサイトの更新や新機能の追加にも時間を割きます。また、最近はインターナショナルカレッジに関する質問や相談が増えました。
ボランティア活動の一環として、オンラインの相談を日曜日に設けています。多くの人から進路の相談を受けるので、少しでも彼らの役に立ちたいと思います。ぼくはやるべきことをやり切ったら、就寝前に数秒ほど神仏に祈り、あとは天命を待つのみと考えています。必要以上にくよくよ考えても時間の無駄です。
ぼくは猫の保護活動に関しても、特定の団体には属していません。新興宗教団体も嫌いです。自分が正しいと信じることを一人でやっているだけです。群れるのは好きではありません。
2023年8月26日（土）
太陽光発電設備 (3)
犬や猫のための家
犬や猫だけでなく、アヒルや鶏も飼う予定です。バナナやマンゴの木も植えます。太陽光発電だけでなく、自給自足がどこまで可能なのか探るつもりです。
2023年8月20日（日）
太陽光発電設備 (2)
犬や猫のための家
犬や猫のためにこれだけの設備を整えるのかと思われるかもしれませんが、ぼくは本気で彼らが住みやすい環境を整えてやりたいのです。とりあえず、ラフスケッチができあがったので、みなさんにお見みせします。
2023年8月19日（土）
甦った古い2016年製のノートパソコン
Lenovo 300 with Intel N3060 CPU
2016年に7990バーツで購入した、予備のパソコンの処理速度が非常に遅くなり、オンラインのビデオ操作に障害が出始めました。さすがにやばいと思い、家の近くのHappy Landという、パソコンのサービス店が並んだ小さなショッピングセンターを訪れました。
そこでRAMを2GBから4GBに変えて、HDDをSSDに変えました。 結果的に処理速度が上がり、これならまだ十分に使えると感じるレベルになりました。以前はアンチウイルスソフトのスキャンに20分ほどかかっていましたが、半分ほどで完了するようになりました。
ビデオカメラの操作でフリーズすることもなく、イライラ感を感じることは少なくなりました。HDDからSDDに換装することで、パソコンの処理速度が大幅に上昇し、起動速度とシャットダウン速度も体感できるほど速くなりました。4GBのRAM、250GBのSSD、サービス料込みで、2050バーツでした。
古くなったから捨てるのではなく、RAMの容量の増加とハードディスクをSSDに変えることで、古いパソコンが甦ります。６、７年前のパソコンなら、CPUは少なくともインテルi3のデュアルコアなので、最低限の能力を持ったものです。近くのパソコンのサービス店で相談してみてください。
2023年8月16日（水）
ぼくの枕の上で眠る13歳の老犬
Angie - 13歳の老犬
最近ぼくのベッドの上で寝るのがお気に入りの13歳の老犬です。もっともお気に入りの場所が枕の上です。加齢とともに体も骨ばってきて、歩き方もよたよたしてきました。時々、ぼくの顔を見上げて、ベッドの上に運んでくれと訴えてきます。
枕の上はとても柔らかいので、その上に載せてやると、数秒で寝入ってしまいます。正直なところ、これから一緒にいられる時間は、２、３年ぐらいでしょうが、虹の橋を渡る日が来るまで、ベッドの上で寝かせてやろうと思います。
太陽発電設備を兼ね備えた広い新居は、来年中には完成予定です。ぼく一人で住むなら、広い場所も便利な設備もいりません。20匹を超えるペットの犬や保護猫のために建てている、ぼくは変わり者だと思います。
2023年8月14日（月）
トンローにある安いアパート
JHP Mansion
ぼくがオーストラリアからバンコクに移住してきて25年が過ぎてしまいました。移住当初から５年ほどは会社員でしたが、その後インター生専門の家庭教師になりました。バンコクで住み始めたアパートは写真のように、ふつうのタイ人の方々が住んでいるところでした。
記憶が正しければ、家賃は3,000バーツほどだったと思います。当たり前ですが、ぼくたち個人事業主には、会社の住宅手当のようなものはないので、エアコンなどの必要最低限の設備を備えたアパートに住むことになりました。
ラプラオに一軒家を借りたのが16年ほど前で、当時の家賃は10,000バーツで、現在の家賃は11,000バーツです。車を３台駐車できるので満足しています。来年中には太陽光発電設備を備えた広い住居に引っ越す予定です。
数年前に知人のイタリア人の依頼で、トンローで職場から帰って寝るだけの安いアパートを探してくれと頼まれたことがありました。今でも3,000バーツほどで暮らせるところがあります。この古いアパートに関しては、近日中に報告したいと思います。
トンローの内ソイの25を入ったところにある、写真の中のJHP Mansionを訪れて家賃を尋ねると、5,000バーツとのことでした。ぼくも最初はこのようなところからのスタートだったと、昔のことを思い起こすことになりました。
2023年8月12日（土）
家の近くの歯医者
Rainbow Dental Clinic
かなり前に治した虫歯の被せ物が砕けてしまったので、家の近くの歯医者で治してもらいました。けっこう深く進行した虫歯だったのですが、内部の腐敗はなかったので、一時間ほどで治療を完了してくれました。
以前インプラントで通っていた歯医者が、ぼったくりのように感じ始めたので、別の歯医者に変えました。Ladprao Roadのソイ101にある、Rainbow Dental Clinicというところで、慣れた手つきの歯医者さんだったので、この人は信用できると思いました。
治療費の1,560バーツとレントゲンの210バーツを併せて1,770バーツでした。スクンビットにある歯医者と比べると、非常に安い値段です。同じ通りにある、レーザーによる顔の染み取りも、一ヶ所につき300バーツなので、コスパの高い地区に住んでよかったと思います。
2023年7月30日（日）
太陽光発電設備
土地の整地
太陽光発電設備の建設のために買収した土地の整地を昨日行いました。電気と水道のインフラ整備はすでに終わっています。タイの土の性質はとても柔らかいので、しばらく寝かせて、地盤が固まるのを待たなければなりません。
少なくとも半年間は、雨が降って地が固まるのを待つことになりそうです。縦横、22m x 23m、500㎡、150坪ほどの土地です。民家ベースの太陽光発電設備の設置なのですが、かなり大きな屋根を作り、その上に太陽光パネルを設置します。
タイ人のビジネスパートナーと長らく計画していたのですが、土地の選定に思った以上に長い時間をかけることになりました。太陽光発電のための安くて条件の良い土地がなかなか見つからず、あっても非常に高額なものが多かったためです。
おまけにバンコク市内や近郊の土地の価格が高まり始めて、早急に選定しないと、用意した金額では収まらない危惧もありました。しかし、土地の買収がスムーズに行われ、電気と水道のインフラ整備も終わったので、ひとまず安心することができました。
現在建物の設計に取りかかっており、最終的な決定とは言えませんが、ラフスケッチは間もなくできあがります。民家ベースの太陽光発電設備は、日本人のみなさんが想像するより、かなり安い金額で完成すると思います。
長年温めていた計画ですが、太陽光の恩恵を受けるタイという土地柄、近年の太陽光パネルによる太陽光発電の変換効率の上昇、太陽光パネルの価格の低下が揃って実現が可能になりました。必要な設備のみで、可能な限り建設費を安く抑えるのも、この計画のテーマです。
これと併せて、知人が購入した電気自動車の走り具合も検証ができることになりました。一般家庭用のコンセントの差込口に差すだけで充電ができるようです。好奇心の強い自分にとって、来年は面白い一年になりそうです。
2023年7月26日（水）
オンラインの無料相談に関して
オンラインの相談や家庭教師の授業は、日曜日にまとめて受けています
最近オンラインの無料相談のご要望が多いのですが、平日はこちらのボランティア活動、インター校訪問の同行、家庭教師の授業などでスケジュールがきつい状態です。そこで、オンラインの相談は日曜日にまとめて受けています。
こちらに送られてきた希望者のEメールを見て、ミーティングを日曜日の何時に行うか調整して、Eメールを送り返すことになります。希望者の都合の良い平日に時間を取ってくれと言われても、申し訳ないのですが、こちらにはミーティングのための時間がありません。
二者間のミーティングなら、Google Meetの使用時間が無制限なので、基本的なオンラインツールとして使用しています。40分の制限時間があるZoomよりも便利で、GoogleのGメールアカウントがあれば、使用方法や操作は簡単です。
多くのバンコクのインター校でも、学生のGメ－ルのアカウントは必須です。われわれITの技術者と同様にコンピュータ言語を理解する必要はないですが、保護者として自分の子供をインター校に通わせるなら、ITにおける各種ツールの使用には慣れておいてください。
写真の猫はとても人になついているので、ぼくの行くところをついて回ります。時々爪を立てるので皮膚に食い込むのですが、かわいいやつだなと思ってしまいます。18匹すべての猫に公平に愛情を注いでやらないと元気がなくなったりするので、いつも話しかけるようにしています。
有料にてインター校編入の相談にのってくれるサービスがあるようなので、相談を希望する当事者の都合に合わせてもらいたいなら、このような業者をご利用することをおすすめします。
2023年7月16日（日）
インター校の校長先生とのおつき合い
よい影響を受け合う間柄
KISBの校長先生のスティーブさんとは、ここ数年来のおつき合いになります。ぼくは彼の学校を含めて、バンコクのインター校、取り分け、コスパの良いインター校をインターネット上で、これからも紹介し続けたいと思っています。
彼はインター校の校長の役職を務めながら、大学で教鞭を取り、他分野の学部で自ら学び続ける、学問好きな教育者でもあります。ぼくの考え方と同じで、彼もコンピュータの分野を含む科学知識の重要性を理解してくれます。
一方で、彼は本を読む重要性を説くこともを忘れないで、本を読み聞かせながら、校内の生徒たちに話しかけながら、子供たちの未来を育む彼の教育方針に対して、確固たる信念やぶれない覚悟を感じます。
歳を重ねても学ぶことを忘れない彼の姿勢からは、こちらも学ぶことがたくさんあります。一方、現在の日本の社会人は、勉強することがなくなってしまいました。彼らの多くが仕事に疲れて家に帰って寝るだけの生活の悪循環に陥っています。
時折り、ペットの犬がぼくのベッドの上で寝ています。のんびりとくつろいでいる犬を見ていると、こちらものほほんとした気持ちになります。写真の二匹はすでに13歳の老犬なのですが、一日でも長く生きてほしいと思います。
2023年7月1日（土）
インター生を教える責任
インター生の人生を左右する責任
正直なところ、インター生の家庭教師の依頼はよくあるのですが、簡単に承諾することはありません。まず、本人のやる気がないと短期間で語学力を上級レベルまで引き上げることができません。ESLから本科に移れる語学力の向上に集中します。
中１、２の学年で日本に帰国する際に、同志社国際などの帰国子女を受け入れてくれる私立の中学に編入させようとすると、英検の準１級以上、または、TOEFLの70点以上の語学力が必要になります。初級から始めても２年ぐらいの養成期間があれば、われわれにとって、さほど難しいことではありません。
中３、高１の学年だと、特にブリティッシュスクールのIGCSEのカリキュラムを理解するために、１級の単語帳に加えて、TOEFLの単語帳、究極の単語帳まで完璧に暗記させる必要があります。それから、A LevelやIBのカリキュラムに備えて足りない語彙を、生徒たちは理科や社会の分野の教科書から多く取り入れていきます。
ハイスクールの優秀な生徒だと、語彙力は理科や社会の分野の専門語を加えて15000語を超えてきます。若いうちにできるだけ語彙力を引き上げてしまうのが、インター生のためのエリート教育のポイントです。こちらが指導方法を間違えると、インター生の将来に大きく影響するので、われわれの責任も重大です。
もちろん、同時に英文法を正しく理解して書く能力も育てないと、総合的な語学力が育たないので、簡単なことではないのがお分かりいただけるでしょうか。ただし、インター生は英文のテキストを学校で読み慣れているので、読解力は自然に身についていきます。ここでもインター生の豊富な語彙が生きてきます。
最近は車の渋滞も頻繁に起こるようになってきたので、時間帯を考慮すると、受けることができない地域に住む生徒がいます。また、インター校に通っても日本人だけで群れて、英語の学習環境が構築できていないインター生は、語学力を上げることが難しいです。このような時は、家庭教師の依頼を受けても、お断りすることがあります。
近年は一時帰国の生徒や諸外国に住む生徒を含めて、オンラインの授業の経験を深めるように努めています。誰でも利用できる単語テストなどもさらにサービスの充実を図っていくつもりです。セカンダリースクールにおけるScience、math、social studiesなどの家庭学習には、CGPのテキストを推奨しています。
インター生のための勉強方法やインター校編入の相談も、こちらに直接連絡をくだされば、ボランティア活動の一環として、無料でお答えします。但し、相談内容に優先順位をつけて、何を知りたいのか箇条書きするように、簡潔にお願いします。そうすると、こちらも返答しやすくなります。
少し疲れた時に部屋の中でこちらのyouTubeを見ていると心が和んできます。忙しかった一日の終わりに、コーヒーや紅茶を飲みながら、彼女の声に耳を傾けてみてください。
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2023年6月10日（土）
車の修理 - 二重規範（ダブルスタンダード）
ホンダジャズの部品交換 - 点火コイル(ignition coil) + 点火プラグ(spark plug)
加速する時に引っかかるような違和感を感じていたので、家の近くのホンダの正規ディーラーと地元の整備工場に、ジャズ（フィット）の旧モデル(GD)の点火コイル(ignition coil) + 点火プラグ(spark plug)の修理を依頼しました。
ホンダのディーラーからの見積もりでは20000バーツほどで、整備工場からのものは5300バーツでした。ディーラーの場合、交換部品は壊れていないものも含めて点火コイルと点火プラグすべてで、４セット新らしい部品になります。
一方、地元の整備工場の場合、交換部品は壊れた点火コイルや点火プラグのみで、中古の部品を使います。壊れていない部品はそのまま使い続けることになります。今回は躊躇なく地元の整備工場を選択しました。
今年は大きな出費がいろいろと重なったので、出費を抑えたかったのが理由です。修理時間も２、３時間ほどでした。日産マーチのエアコンのファンの交換も別の地元の整備工場に依頼して、2000バーツで済みました。
修理を依頼した地元の整備工場は、ホンダ車のみを扱うところで、数人の工員さんが懸命に働いていました。不景気なバンコクでも、地元では安くて腕が良いと評判の工場です。修理されたジャズを運転したところ、申し分のないものでした。
海外で資産を蓄えるには、必要のない出費を防ぐために、確かな技術を持ち信用のある地元の人間との交流が不可欠になります。バンコクでは英語やタイ語が話せることで交友範囲が広がり、車があればさらに広がります。海外に住む楽しみの一つです。
2023年6月3日（土）
インター生専門の家庭教師の務め
短期間で生徒の語学力の大幅な向上を図るのが仕事
ブリティッシュスクールのインター生の平均的な語学力は、小５、６の学年で英検の２級、中１、２で準１級、中３、高１で１級レベルです。一方、日本人学校はインター校と違い、英語で話されている環境ではありません。
日本人学校の一般的な学生は、真剣な英語の学習、暗記法を使った大量の語彙の暗記や、作文のための文法の学習の大切さを理解できません。ですから、バンコクでは、インター生のみを対象として家庭教師を受けています。
インター校で学ぶプライマリスクールの高学年やミドルスクールの生徒なら、われわれがABCから教え始めても、２年あれば英検の準１級の語学力を超えます。さらにもう一年で１級も超えてきます。
毎日の単語の暗記と文法の学習は必須になり、毎日一時間から一時間半の勉強時間を日課として与えます。この勉強の継続ができないインター生の家庭教師を引き受けることはできません。
われわれは授業の中でエリート教育を施すので、生徒の集中力が必要とされます。国内の一般的な学習塾のものとは大きく異なります。真剣に勉強しないで、ESLを抜けて本科の授業に取り組めるものではありません。
写真の猫は最近ベッドの上で一緒に寝るようになった保護猫のBig Cです。数ヶ月前に車にひかれた後遺症で、今でもよたよた歩くのですが、高いところにジャンプできるようになりました。日中はひんやりする扇風機の裏で寝ています。
目の上を引っ掻く癖があるので、いつも猫用のカラーをつけさせています。もともと近くのBig Cをうろつく野良猫だったので、そのまま名前になりました。又の名を、「けつお」と言います。
2023年5月27日（土）
少なくなった日本人事業主
ほぼ全滅した25年前のバンコクの個人事業主や会社経営者
ぼくはバンコクに住んだ過去25年間の間に、洪水、政党間の争いによる武力衝突、リーマンショック、コロナウイルスの蔓延などを経験しました。その中で、日本人の経営する店や会社が、一つまた一つと消えていきました。
25年前の知り合いの個人事業主や会社経営者は、ほぼ全滅しました。現在もビジネスを続けているのは、ぼく一人です。自分の店や会社がうまくいかなくなった人は、その多くが現地採用で雇われることを選びました。
近年のコロナウイルスの蔓延防止により、経済活動が縮小された影響がもっとも大きいものでした。過去３年に渡る自粛期間も長かったので、日本人だけでなくタイ人の事業主の多くも、バンコクで事業規模を縮小したり、廃業するに至りました。タイで店舗型の小売業の景気はとても悪いです。
飲食店や学習塾などを含む箱物経営のビジネスは転換期を迎えています。世の中の転換期には、特殊性や専門性を持たないと生き残るのが難しくなります。これからは、コンピュータ言語をいくつ理解できるかという、デジタルな土俵で英語を駆使しての勝負になるので、国内の日本人はすでに蚊帳の外です。
後継者問題が日本でも深刻な問題になっていますが、バンコクでもインター生を教える家庭教師の需要に供給がまったく追いつかず、多くの日本人インター生がインター校で落ちこぼれる現状を変えることができません。若くて優秀な人材を発掘することができずにもどかしさを感じます。
このような時でも、家の中の保護猫やペット犬の存在に癒されています。22匹の猫や犬の世話は大変だと思われるのですが、動物好きにとってはさほど苦にもなりません。パルボウイルスに侵されて大変だった記憶も薄らいで、最近は日常を楽しめる余裕が出てきました。元気に餌を食べてくれるだけで幸せな気持ちになります。
写真の中のポメは10歳のオスで名前がレックスです。毎晩寝る前になると、ぼくのベッドの上を走り回ってくちゃくちゃにしてくれます。前々から犬の近況をお知らせしたい思っていたのですが、猫の世話が忙しくてネット上にアップロードするのが遅れてしまいました。これからはポメの日常を定期的にお見せできると思います。
2023年5月26日（金）
Blackout curtian（太陽光遮断カーテン）
今月から大幅に上がった電気代
先月に５月から大幅に電気代が上がると聞いていたので、早速購入したのが、blackout curtian（太陽光遮断カーテン）です。陽射しがきつ過ぎて、室内のエアコンの効きが悪いと感じたので、インターネット上で購入しました。
ぼくの部屋は午後から西日がきつくなるのですが、blackout curtian（太陽光遮断カーテン）のおかげで、ずいぶんと冷えるように感じています。１枚500バーツだったので、安くて良い買い物でした。太陽光が遮断されているので、部屋の中に光が入ってきません。
ぼくの部屋では４匹のポメラニアンが暮らしており、10歳以上の老犬なので、一日中エアコンが稼働しています。近年はインターネットで安くて良い買い物が、容易にできるようになりました。部屋の中の三菱のエアコン（2011年製）も大きな故障なく動いています。
2023年5月24日（水）
３台目の車(2)
日産エクストレイル(T32)
人生で初めて乗ったSUVが、2015年式の日産エクストレイル(T32)で、知り合いが見つけてきた程よい中古車を購入しました。中型のSUVですがセダンと比べると、バルク感が大きく座席も高いので、走っていて安定感があり、ドライブを楽しめています。
スタートボタンを押してエンジンがかかり、車内の計器や表示の類もデジタル化されているので、自動車の進化を楽しんでいます。普段運転している日産マーチやホンダジャズは小型車ですが、移動手段として考えると、小回りが利いて、利便性の高い車です。
何よりガソリン車として燃費が良い２台です。一昔前に買ったものですが、大きな故障もなく動いてくれます。エクストレイルは、マーチやジャズほど燃費が良くないのですが、とても乗り心地が良いので、それぞれ個性のある３台の車のドライブを楽しんでいます。
愛車ですから、古くなってもメンテナンスを怠らずに、定期的に再塗装を施して、新車に見えるような状態を保っています。日本人は数年で新車に飽きて、車を乗り換える人が多いのですが、ぼくは10年でも20年でもメンテナンスを行って、愛着を持って長く大切に乗り続けたいと思います。
新車で購入したジャズとマーチの当時の価格は、記憶が正しければ、59万バーツと45万バーツでした。エクストレイルは中古で51万バーツでした。さらに、２万バーツほどかけてエンジンのまわりや運転手の座席を修理しました。海外で自動車は高い買い物になりますが、タイでは保険などの維持費が安いので助かっています。
2023年5月22日（月）
英語しかできない人の末路
なぜ科学技術知識を学ばないのですか
ぼくが大学卒業後にメーカーに勤務し始めて、先輩の技術者から、「英語しかできないバカになるなよ。あいつらはろくに会社の製造業務を学ばずに、会社の収益にも貢献しない、簡単な書類を作るだけで、プライドが高いだけの、使えない奴らだからな！」と言われました。けっこうきつい口調でしたが、嘘は言っていないように思いました。
当時のぼくは世間知らずの新入社員だったので、先輩の言った意味が具体的には分かりませんでしたが、半年もたつと、なるほどそういうことかと感じ始めました。つまり、工場で働く作業員や生産管理に従事する人は、時に自分の手を汚して機械を調整したり、生産ラインに従事したり、各段階の工程管理において、自社製品の生産に直接的に関ります。
ところが、英語しかできない営業員や事務員は、事務所内で手を汚すことは一切なく、簡素な英文で貿易関連の書類を作成して、時折り、海外のお客さんの接待に通訳として同行するだけです。事務所内で時間が余れば、同僚たちと暇つぶしに世間話です。高度な語学力も必要とされない業務ですが、海外事業部とか海外営業部とか呼ばれる部署です。
確かにまわりから見ると、気楽で汗をかかない部署に映る気がしました。転職して同じような職場でも働いたのですが、社会人としての成長はないと思いました。専門知識のいらない営業職や事務職では、安定したキャリアを築くのは難しいと思い、科学技術知識を得るにはどうしたらよいか、考える日々が続きました。その答えはバンコクで数年後にやってきます。
コンピュータシステムの営業員として働いて、初めてコンピュータ言語の存在を知りました。その後、家庭教師を始めて順調に行くかのように見えたのですか、2008年のリーマンショックですべてが変わりました。情報誌などに広告を出しても、生徒が集まらなくなったのです。自分のホームページを作成して集客する以外、生き残る道はないと思いました。
ウエブサイトの設計は業者に依頼すると非常に高額になるので、自分自身がITの技術者になれば、すべての問題が解決すると考えました。それから２年間ほどインターネット上で独学して、15年ほど前に自分のウエブサイトを立ち上げました。40歳を過ぎてからの学びでしたが、現在もグーグルで「インター校」の検索トップ表示を維持しています。
ぼくのお客さんは、インターネット上でウエブサイトを見て、こちらに直接連絡をくれます。ぼくにとってコンピュータ言語の勉強は、「必要は発明の母」「芸は身を助ける」これらの諺を地で行ったようなものです。改めて、ITを含む科学技術の重要性を再認識しました。事業主になるには、専門知識が不可欠というわけです。
ITとは正確に言うと、ウエブサイトの設計やデータベースの構築で、html、css、javaScript、sql、phpなどのコンピュータ言語を学んで、コーディングやプログラミングの技術を習得することです。SQLを使ってデータベースの構築に慣れると、工場内の製造現場や生産ラインの管理で重宝されます。
html、css、javaScriptを用いた基本設計のみでもお金を稼げますが、c言語を使ったコンピュータ工学のアプリソフト開発とは異なるので、多くの日本人が誤解しています。インター校のハイスクールを卒業しても、得意なものが英語だけでは、国内出身の文系の学卒と同様に、営業職や事務職で会社の歯車の一つになるだけです。
営業や事務で達成感や充実感を得られる人は、ほんの一握りすらいないと思います。結局のところ、日本人はモノ作りに関与してなんぼのもんだと思います。多くの文系の大学生が社会に出て、科学技術知識のなさに後悔するので、転ばぬ先の杖としてIT（情報工学）を学んでください。日本語にも変換できますが、インター生なら英語で勉強できると思います。
2023年5月18日（木）
世界でもっとも勉強しない日本の（文系の）社会人
そんなに勉強が嫌いですか
世の中には文系の高学歴に分類される人はかなり多くいます。ぼくも文系の学部の出身なので、高校生の時は数学や理科が得意ではありませんでした。ぼくのような人は大学受験の時も、理系の辛い受験から逃げて文系の楽な受験を選びます。しかしながら、それが大きな間違いなのです。
ぼくは大学卒業後にメーカーに就職して、嫌というほど技術知識の重要性を思い知らされました。空調機器のメーカーだったので、フロンガスという冷媒の特質から冷凍庫の建設まで、広範な専門知識が必要とされました。理系の学卒の技術者の方々は、その専門分野の専門職として深く勉強されていました。
その反面、ぼくのような文系の学卒は、表面的な机上の理論を浅く知るのみです。メーカーという物を作る会社では、専門知識を深く学んだ技術者が重宝されます。営業や事務などの文系の人材は掃いて捨てるほどいますが、技術者は長い年月をかけて会社が育ててくれます。扱われ方も天と地ほど違います。
商社の方々は、昭和の頃と同じで、ひたすら書類を作成するアナログな環境に身を置いているので、技術知識の重要性が理解できないようです。せめてITでもきちんと学ぶと、無駄のない合理性を追求したデジタルなシステムが職場で構築できるのですが、決裁権を持つ方々が現状の変更を望まないので、変わらないと思います。
営業や事務など誰でもできる職種で働く人は、業務に加えて雑務やサービス残業で忙殺されるブラックな環境に身を置いて、定年まで働き続けることになります。毎日通勤で満員電車の中で揺られるおまけつきです。会社で人間らしい扱いを受けたいなら、技術者として生きる人生を選び、実務を通して知識を深め、専門職の経験を重ねてください。
ぼくの生徒には、できるだけ早く英語の勉強を終えて、数学や理科の勉強に本気で着手することをすすめています。それにしても、文系の学卒の方々の中には、大学に入学してからまったく勉強したことがない人もいます。新しい知識を学ばない人は、そこで成長の可能性がなくなり、古い慣習から抜け出せない、頑固で偏屈な人に映ると思います。
リーマンショック以降、特にコロナ禍後、このような人は21世紀の社会変化に対応できません。こちらの記事も参考になると思うので、リンクを貼っておきます。なぜ、現在の日本の社会人が、こんなにも勉強嫌いになってしまったのか、精神力が弱くなってしまったのか、不思議にすら思います。
2023年5月3日（水）
保護猫活動 (3)
親元さんに帰った3匹の子猫たち
昨年の９月に数週間の一時預かり予定だった、生後一ヶ月の子猫たちが、７ヶ月ぶりに親元さんのところに帰っていきました。パルボウイルスを生き抜いた強い子猫たちです。今は田舎の大きな農場で暮らしています。
少し寂しい気持ちもあるのですが、同時に肩の荷が下りた気もします。死亡率の高い生後半年間の期間を超えて、大きくなった子猫たちはたくましくなりました。天寿を全うするまで元気に生きてほしいのが、ぼくの願いです。
避妊手術はすでに施してあるので、田舎の大きな農場なら、大きなケガさえしなければ、長生きできる可能性は高いです。子猫たち３匹がぼくの家を去って、現在は18匹の猫と４匹の犬と一緒に住んでいます。
世界中の人、一人一人が猫や犬を一匹保護してくれたら、殺処分の問題なんてなくなってしまいます。しかしながら、今でも子供が家の近所で猫や犬を拾ってくると、汚いから捨ててきなさいと言う親がいます。
たかが猫や犬の一匹も助けてやれないとは残念なことですが、ぼくにとっては理解し合えない人のようです。いつまで見て見ぬふりを続けるのでしょう。目の前で消えかかっている小さな命を救ってやりたいと思わないのでしょうか。
2023年4月30日（日）
保護猫活動 (2)
猫の死を招くパルボウイルス
一年以上前のことです。隣に猫好きのおばあさんが住んでいました。しかし、猫に大量の餌を与えて増やすのが楽しみで、まったく避妊手術を施さなかったのです。毎日与える猫の餌の量もバケツで抱えるほどです。おそろしい数の子猫が生まれていきました。
許容範囲を超えて隣の家からあふれ出た小さな子猫たちは、近隣の車のボンネット下に潜り込み、自分たちの居場所を確保しようとします。彼女には多くの人が注意したのですが、本人は子猫を増やすことを善行と考えて、聞く耳を持ちません。そして一年ほど前にすべてを忘れて、無責任にも突然引っ越しです。
残された赤ん坊の猫がどのようになったか、誰にも容易に想像がつくと思います。そして、このような状態の中で、近所で猫を毒殺する人が現れました。ぼくは、このまま毒殺が続くと、人の道から外れる行為が、公に行われてしまうと感じました。そこで、生き残ったすべての子猫たちを家の中に迎え入れました。
ここで話は終わりません。それから数ヶ月後、知り合いから一時的に預かった生まれたばかりの５匹の子猫たちが、すでにパルボウイルスに感染していました。この死を招くウイルスは、他の猫たちにも感染していきます。ぼく自身がこのウイルスの恐ろしさを理解しておらずに初期対応が遅れたので、数匹があの世に持っていかれました。
この状況が収束したのが、３月の半ばです。同時に、交通事故で生死をさまよった一匹、尿が出ない膀胱炎で死にかけた一匹、皮膚がはぎとられた状態の一匹など、これらの猫の病院の入退院を繰り返しながらも、何とか命を救うことができました。治療費の合計も35万バーツ以上になっていました。
病気やケガをした猫の投薬を続け、食事療法にも気を使いながら、半年間かけてようやく事態を落ち着かせることができました。現在は18匹の猫も元気になり、４匹の犬と一緒の家でのんびりしています。近所に住んでいるすべての猫にも避妊手術を施して増えないようにしたので、自宅のまわりの多くの人から感謝されました。
やれることはすべてやったと思います。体力の限界もギリギリの状態でした。何度も心が折れそうになりました。それでも、「他に誰もやる人がいないなら、俺がやってやる」、そう思えた自分を褒めてやりたいです。そして、多くの猫の命を救ってくれた獣医さんや看護師さんを始め、保護猫活動に協力してくれた知人友人に感謝したいと思います。
何もなかったようにスヤスヤと眠ったり、のんびりしている猫や犬を見ていると心が癒されます。毎日のトイレの掃除と餌やりも苦になりません。上の写真の猫の名前は、雌ですがジュニアです。とても甘えん坊の猫で、ぼくの姿を見かけると、こっちに来いと鳴いてきます。
2023年4月23日（日）
アルバイトで貯めた留学費
大学の卒業まで続けた清掃のアルバイト
外国語学部の大学に入学した時から卒業まで、当時住んでいた小さな町から電車で近くの大きな市の市民病院まで通って、清掃のアルバイトを続けました。合計で二百万円以上貯めることができました。一年間ほどの長期留学を計画して、英国の語学学校で英語の勉強を始めたのが、初めての海外の生活になりました。
円高で学費も安い1980年代の昭和の時代だったので、ホームステイの宿泊代も払いながら、英国で24時間英語漬けの環境に身を置けたのは、非常に幸運だったと思います。最初の半年間で、イギリス人の友人もできたこともあり、毎日自分の語学力が伸びていくのが分かりました。
病院で、きつい、汚い、清掃のアルバイトをしていると、たまにぼくたちを見下してくる人もいました。しかし、留学する夢があったので、夏、冬、春の大学の長期の休みの間はアルバイトを続けました。一方、大学の同級生の多くは、飲み会や合コンで遊びまくり、親に買ってもらった車で友達や恋人とドライブです。
当時の文系の大学生なんて、まじめに勉強する学生なんかほとんどいませんでした。しかしながら、専門知識や技術のない学生が、大学卒業後にどうやって生きていくのか、ぼくはいつも不安を感じていました。大学卒業後にメーカーに勤めて、すぐにアメリカの駐在になりました。
20代の前半で英語圏の国でいろいろな経験を積むことができました。現在の自分の礎を築けた期間だと思います。英国への留学が平凡な自分の人生を変えてくれました。だらだらと大学で勉強もせず、まわりの同級生と同じように流されていたら、苦しい仕事に耐えるだけの虚しい会社員の人生を続けていたと思います。
留学したのは40年近く前のことですが、大学生の時の努力や苦労が実って、バンコクで小さな事業を20年間ほど続けられています。英国への留学がなければ、ぼくは何の専門技術も知識も持てないままでした。この後、さらにブラジル、ラオス、カナダ、オーストラリア、そして、バンコクに移り住んでいきます。
外国で働きながら勉強を続けることが大事です。資産を蓄えて自分自身に投資をして、更なる資産を築いていきます。くだらない、酒、ギャンブル、風俗などにお金を浪費してはダメです。若いころの正しい努力や苦労は報われます。だから、夢を簡単に諦めてはダメです。
誰でも最初はゼロからのスタートです。上の写真は初めての留学で通っていたイギリスの語学学校です。この後、世界中を移り住んでいくことになるとは、夢にも思いませんでした。
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2023年4月20日（木）
インター校と住居をセットで考える
インター校近くの不動産
バンコクに住むと、誰もが悩まされるのが交通渋滞です。特にインター校に通学する場合、通学時間が短ければ、生徒の負担も軽くなります。できるだけ学校の近くに住むことをすすめますが、歩いていける距離なら、最善の環境だと思います。家に早く帰れて、自宅での学習に余裕が持てます。
一方、郊外のインター校に通うと、どうしても渋滞に巻き込まれることが多くなるので、例えばISBに通学するなら、学校のまわりのNichadaの地区に住むことをおすすめします。スクンビットの界隈なら、インター校近くの不動産の物件に詳しい、知り合いの不動産会社、心友不動産をご紹介いたします。
2023年4月15日（土）
このままではダメになるよ
きつい注意は三度まで（仏の顔も三度まで）
ぼくが生徒たちと長いおつき合いができるのは、生徒を選んでいるからです。ぼくのホームページを見て、こちらに連絡をくれる方々は、英語の勉強を真剣に考えている人です。保護者の方から、「駐在員として駐在期間の三年間を、子供のために有効に使いたいので、家庭教師をお願したい」と授業の依頼をされます。
一方、Eメールや電話で、「インター校に通わせていれば、英語なんでオートマチックに話せるんじゃないんですか」「英語なんて適当に塾に行かせれば身につきますよね」と問い合わせてくる、おめでたい方々もいます。そのような時は、知り合いの塾を紹介してさよならです。後々面倒なことに巻き込まれるのは嫌なので、関わり合いにもなりたくありません。
ぼくの生徒たちは子供でもまじめなので、ほとんどの生徒たちの語学力は、上級レベルに向けて急激に高まっていきます。このようにエリート教育を施して結果を残さないと、インター生専門の家庭教師として、20年間もやってこれなかったと思います。しかしながら、英検の２級を取って緊張の糸が切れて、ペースダウンする生徒もいます。
そんな時は、「このままではダメになるよ、２級程度で安心してはダメだよ」と言いながら、三度まできつく注意します。それでも、その生徒の態度が改まらない時は、「これ以上は時間の無駄ですね」と言って、その生徒のもとを去ります。休みや時間変更の多い生徒も同様に、仏の顔も三度までです。
ぼくはスケジュールがいっぱいになると、非常に申し訳ないのですが、さらに家庭教師の依頼があっても、お断りすることにしています。一日に二軒までとして、移動時間も含めて、体に過渡の負担がかかることはしません。大切な時間だからこそ、やる気のある生徒を優先したいと思います。
2023年4月13日（木）
ゆっくり休むソンクラン（タイ旧正月）
海外での生活 - 無理はしない
バンコクに住んで20年以上過ぎているのですが、この時期は一年でもっとも暑いので、体に負担がかからないように、いろいろな活動を控えます。ソンクラン後になると、家庭教師の依頼や相談事は増えるのですが、お客さんの依頼にすべて応えていたら、体が二つあっても足りません。働き過ぎで自分の体を壊してしまったら、本末転倒です。
真昼間の暑すぎてクーラーの効かない部屋で、仕事のミーティングや生徒を教えなければならないことがあると、理由をつけて断ってしまいます。「授業のスケジュールを変えてくれ」と簡単に言われることもあるのですが、調整が難しいこともあり、こちらの生活のリズムも狂うので、しばらくの間は断るかキャンセルしようと思います。
先日、知り合いの不動産屋さんの方々とお話をしたのですが、この時期に歩き回っていると、暑さでフラフラになると言っていました。海外で歳を重ねると、暑い時期は無理をしちゃダメだと感じます。日本人に多い、忙しくなければならない、忙しく見せなくちゃいけないと思っている方々とは、ぼくは長いおつき合いができないようです。
2023年4月12日（水）
ぼくが救えない生徒
インター校に入ってしまった、ふつうの日本人の高校生
ぼくがもっとも頭を痛める問題として、ふつうの日本人の高校生、つまり、外国人と比べると英語の語学力が非常に低い、日本から来たばかりの生徒が、たまたま、インター校に入れてしまうことがあります。編入後は、まわりの外国人と英語でコミュニケーションが取れないので、一人ぼっち状態に陥ります。
ぼくのインター生の生徒なら、Grade5(Year6)で、英検の２級ぐらいは取得していますが、このような高校生は、２級どころか３級も持っていません。このような低い語学力で、インター校のハイスクールの授業を理解することなど不可能です。毎日学校に通っても、当然のことながら、友達や話し相手もできません。
こんな状態が数ヶ月も続くと、子供でも頭がおかしくなってきます。この状況を脱するためには、日本人の巣窟となっている状態のインター校を探して、他の（語学力の低い）日本人生徒と群れさせるしかありません。インター生専門の家庭教師としては不本意ですが、この生徒の精神状態を考えると、唯一の手段だと思います。
正しい解決策は、日本に帰って、ふつうの地元の高校に通うことです。ぼくがEメールで高校生のインター校編入の相談をされた時は、「無理だからやめなさい」と本音でアドバイスをします。高校生のインター校編入は、精神状態も不安定になることが多く、ハイスクールの卒業も、高いリスクを抱えることになります。
それでも、ふつうの高校生がインター校に編入したいのなら、彼らを止めることはできません。たとえ失敗しても、彼らが選んだ人生です。高度な英語の語学力を持ち、mathmatics、science、ITなどの理数科目もよく理解できる、優秀なインター生を育むには、適切な指導者と生徒本人の努力が必要になります。安易な考えで、インター校編入を考えるのは、やめておきなさい。
2023年4月9日（日）
子供が勇気がもつ時
立ち向かう勇気
数ヶ月前まで教えていた生徒ですが、昨年、通っていたインター校でイジメにあっていました。学校と相談してなくなったようでしたが、本人にとっては、辛い思い出になったようです。数ヶ月前を振り返ってみると、ぼくが若いころに、格闘技を学ぶことになった理由を彼に話したことがありました。
その話が参考になったのかどうか分かりませんが、バンコクでキックボクシングのジムに通うことになり、この前スパーリングをやったと話してくれました。ぼくも若かったころ、当時大阪の吹田市にあった、大阪シュートボクシングジムに通っていたのですが、たまにスパーリングに誘われました。
同じ階級ならよいのですが、一回り大きい人が相手になると、心の中で「勘弁してくれよ」と思っていました。子供も大人も一緒で、ゴングが鳴り、リング上で殴り合いを始めるのは怖いことです。ぼくの生徒だった小学生の子供が、恐怖を克服して、立ち向かう勇気をもってくれました。
大人でもイジメから逃げてばかりの人生を歩んでいる人も多くいます。自分自身を救えない人が、他人を助けることはできません。強くなろうとしてくれた彼のことを、褒めてあげたいと思います。勇気を持つと自信がついて、いろんなことに挑む好奇心も生まれます。
生徒たちが文武両道に努めて、他人を救える大きな器を育んで、満ち足りて充実した人生を送ることを、心から願っています。勉強は誰でも学べますが、勇気が心の中で芽生えるのは、誰にでも起こることではありません。ぼくの言葉や姿勢で、他人の心をほんの少しでも動かすことができたなら、とても嬉しく思います。
2023年4月1日（土）
精神的に余裕のない日本人
一生勉強する時代 - 真剣に事業の成功を考える
ぼくがビジネスを考えた場合、他人が持ち合わせない専門知識で、競争相手の（極端に）少ない土俵で、隙間産業でもよいので、安定した顧客が見込めるものに的を絞ります。インター生相手の家庭教師やインター校の紹介で、ウエブサイトを自ら開発して、インターネット上にアップロードする、ITマーケティングを駆使した効果的な広告宣伝で、集客をはかります。
コロナ禍後のバンコクで、日本人学校の生徒を教える家庭教師として、情報誌の裏の広告やネット上の掲示板の書き込みでは、すでに生徒を集めることが難しい状況になっています。個人事業主として生き残るには、ウエブサイトの開発を勉強する以外、効果的な方法はないと思います。IT（情報工学）を学ぶと、生計を立てる道具として役に立ってくれます。
特に大部分の文系の学卒の方々は、科学技術知識がまったくないので、30、40歳代の中年の方々にとっては、最後の勉強の機会が与えられているように思います。ぐだぐだと煙草や酒に逃げて大切な時間を浪費し続けると、50歳を過ぎても何のとりえのない、ただ定年を待つだけの会社員として人生が終わってしまいます。
ぼくは人生を充実したものにするために、生業、仕事量、趣味、娯楽などのバランスが重要だと思います。日本人の多くが、職場のシステムのアナログ的不効率さ、雑務を含む仕事量の多さに振り回され、欧米人のようにITの学習や趣味の時間を持つ時間の余裕がありません。未だに精神論に支配される、日本人の働かされるだけの人生が、あまりにも哀れに映ります。
現在の日本の社会は、自分のことを考えるだけで精一杯、他人のことを思いやる心の余裕がない人々で溢れ、とても歪なものになっているように見えます。ITというものは、社会のシステムの効率化や生産性の向上をはかるために、非常に便利なものですが、大部分の日本人が、その重要性を理解できない事実をとても残念に思います。
ぼくは自分の興味や関心のあることを生業にして生計を立てています。日本の職場で費やした時間は、とてもつまらないものだったで、海外で自動車を３台所有して、財産もそこそこ蓄えることができたので、若いころに海外に移住したのは、正しい判断でした。自分の好きなことをして生活できるのですから、これほどありがたいことはありません。
2023年3月26日（日）
堕ちていくだけの日本人
勉強しない日本の社会人
一人当たりの日本のGDP（国内総生産）は、すでに韓国に抜かれて、もうすぐGDPも、ドイツに追い抜かれる状態です。急激な人口減少も止まりません。半世紀以上前から、日本人は国際化を叫びながら、本気で外国語を勉強せず、IT化の促進も口だけで、コンピュータ言語を勉強しないので、ウエブサイトを開発するための、基礎的なコーディングやプログラミングすら理解できません。
東大生を始めとする国立大の（平均的な）大学生でも、語彙が少なすぎて英文の原書が読めません。英語で書かれたITのマニュアルや英文学の作品なども、読んで理解することができません。それでも、文系の大学生は勉強せず、将来のことなど考えずに、ひたすら遊びまくります。日本人がITを学ぶ際も、英語ではなく日本語に翻訳されたテキストを使用します。情けないことですが、日本の大学生の現状です。
有名な文系の大学に入学しても、英語の語学力は低く、科学技術知識はまったくないので、大学卒業後に就ける職種は、営業や（貿易）事務など、誰でもできる仕事です。残業や休日出勤を求められるブラックな職場環境で、60歳の定年を迎えるまで、毎日満員電車に揺られる通勤で、家と仕事場を往復するだけの、身も心も疲れる一生を送ることになります。
日本の社会では、ITの技術者があまりにも少なく、業務の効率化を図ることができません。多くの中高齢者たちも、自分たちが理解できないITなど学ぶ意思もなく、従来のアナログなシステムにこだわり、くだらないコンプライアンスに固執して、社内の肩書にしがみ続けます。専門知識のない文系の学卒など、戦争で武器を持たない兵士が、戦場で殺されるのを待つようなものです。
このような方々が社会に溢れているので、無駄がなく生産性の高い社会を構築することができません。現実から目を背けたい人があまりにも多すぎるので、ぼくは日本人学校の生徒やその関係者を相手にしません。貴重な理系の人材は別ですが、今どき英語やITを理解しない文系の学卒など、どうやって令和の厳しい社会を生き抜いていくのでしょうか。
正直なところ、ぼくなら、何もできない日本人よりも、有能な外国人と手を取り合って、自分の人生を少しでも、有意義で満ちたものにしたいと思います。優秀な人間が集まれば、合理的かつ効率的で、生産性の高い社会を構築できると信じます。国際人と呼べる、傑出した日本人のインター生を育てるのも、その一環です。
堕ちていくだけの人生が、多くの日本人を待っているとしても、インター校で学んだ優れた生徒たちは、近い将来、自分の人生の夢を実現して、社会で多くの人を助けられる、有用な存在になってくれると思います。インター生専門の家庭教師として、秀でた生徒を育てる仕事で、誇りと満足が持てることに、嘘や偽りはありません。
2023年3月25日（土）
編入や転校の相談
転校の理由
日本からインター校の編入の相談を受ける場合、生徒（子供さん）の学年と語学力、払える学費の額をおしえてもらえれば、すぐに２、３校ほどご紹介できます。それに加えて、最近多いのが、今通っているインター校を転校したいという相談です。
転校に関しては、大きく二つに分けられます。一つ目は、自分の子供の語学力では、現在の学校の授業についていけないので、もっと簡単な学校に移らせたいというものです。もしくは、その反対に、授業が簡単すぎるので、もっと学力の高い学校に移らせたいというものです。
二つ目は、クラス内の日本人生徒が多すぎるので、日本人が少ない学校に変えたいというものです。物事には本音と建前があります。各インター校の事務局にも、そのようなものが存在します。ホームページには載せられない本音の部分を知りたい方は、お手数ですが、こちらまでメールで連絡ください。
2023年3月14日（火）
３台目の車
日産エクストレイル(T32)
家庭教師の授業に向かう時は、ホンダのフィット（ジャズ）や日産のマーチなどの小型車に乗っています。スクンビットの裏道はとても狭いので、小さな車のほうが運転しやすいのです。
しかしながら、長距離の運転には向かないので、郊外に出かける時に乗る車として、中型のSUV、日産のエクストレイルに乗っています。SUV特有の安定感のある走りはセダンとは違うものです。
用途に応じて３台の車を使い分けて、カーステレオで音楽を聴きながら、ドライブを楽しんでいます。雨季のことを考えると、バンコク市内の移動手段として、自動車は毎日の生活に必要不可欠なものです。
2023年2月11日（土）
保護猫活動 (1)
保護猫活動の現状
記憶が正しければ昨年の８月に保護を頼まれて、家に連れて帰った生後一ヶ月ほどの子猫５匹が、すでにパルボウイルスに感染しており、それ以前に保護していた若い猫たちに伝染して、結果的に子猫２匹と若い猫２匹をあの世に連れていかれました。
一時は全滅の危機にありましたが、その他の19匹ほどの治療と投薬がようやく終わったところです。タイ人の獣医、看護師、世話係などの多くの方々の尽力により、困難な事態を何とか収束させることができました。睡眠時間が短くなる生活が、三ヶ月ほど続きました。
今朝久しぶりに、遅く９時過ぎに起きることができました。数ヶ月に及んだ投薬と給餌の期間も終わり、猫たちの世話も一区切りついて、若干の余裕ができたところです。しかしながら、他の病気や事故に巻き込まれた猫の世話も始めなければならないので、まだまだ気を緩めることができない状態です。
子猫たちの里親さんを探しているところなので、一匹でももらっていただければありがたいですが、気に入った猫が見つからなくても、興味や関心を持ってくれるだけでもうれしく思います。正直なところ、ぼくは保護した猫すべてが寿命を全うするまで、この子たちの世話を続ける覚悟でいます。
この数ヶ月間、あまりにも猫の世話が忙しくて、自分の時間を持つことができず、日記やインター校関連の情報更新を頻繁に行うことができませんでした。次の機会に、どうして、多くの猫を保護しなければならなかったのか、その理由を詳しく述べたいと思います。
2023年1月19日（木）
あんた、どうしたん？
皮膚のはがれた猫
皮膚が写真のようにはがれてしまった猫を家の前で保護しました。首輪を見てわかるのですが、こちらで避妊手術を行った猫でした。わが家では現在のところ、パルボウイルスに感染した20匹近くの猫を自宅内で療養させており、非常に感染力の強い伝染病なので、家の中に迎えることができません。
そこで、知り合いのタイ人が経営する、猫のホテルで世話をしてもらっています。病気の猫も治療しながら面倒を見てくれて、一日あたり、100バーツの良心的な宿泊料です。また、このホテルには、交通事故にあった猫も世話してくれています。猫の保護を通して、多くの心優しい人と知り合いになることができて、心からありがたく思っています。
