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コンピュータ言語の勉強方法

HTML、ウエブサイトの設計

ウエブサイトの設計は、誰にでもできるものです。HTML、CSS、JavaScriptなどのコンピュータ言語のタグ入力により、組み立てていきます。情報工学の分野のコンピュータ言語の中では、親しみやすく易しいものです。

欧米では多くの学生が高校で習っています。これらの言語は、CやJava(プログラミング言語)と較べると、一般の人が取りくみやすいコンピュータ言語だと思います。

若い学生さんだけでなく、文系大卒の中年の方々も、将来のために何か技術を身につけたいと、多くの人が考えていると思います。しかしながら、何をどうやって始めればよいのか、まったく分からないのが、彼らの本音だと思います。

実のところ、ぼくも十数年前は、何を始めようか迷っていたのです。いろんな分野で用途の範囲が広い、コンピュータ関係がよいのは分かっていましたが、コンピュータ工学のような難しい関数を必要とするレベルは、自分には無理だと思いました。

そこで、情報工学に目を向けてみました。ウエブサイトの設計ぐらいなら、問題はなさそうだと思ったので、欧米では誰でも知っている、W3Schools.comのサイトでHTMLの勉強を始めました。内容の説明は、すべて英語で書かれていますが、2020年1月現在は、日本語を含めて、あらゆる言語に変換できます。

Webデザイナー、Webプログラマーへの道

このサイトで、HTMLだけでなく、CSS、JavaScript、SQL、PHPなども勉強しました。JavaScriptは軽量のプログラミング言語で、ウエブサイトに動的な要素を加えて、より魅力的なものにしてくれます。簡単なアニメの動きをプログラムすることもできます。在庫管理や生産管理などのデータベース作成のためのSQLもここで学べます。

JavaScript、SQL、PHPまで幅広く学習すると、サイト作成の分野でWebプログラマーとして、仕事に就くこともできます。最新のバージョンのHTML5では、操作が簡単になり、新しい機能も増えました。開発ツールとしても使われ、非常に有用性の高い言語になるだろうと評価されています。

HTML&CSSに加えて、JavaScript、SQL、PHPも学べます。英語の理解に問題のないインター生にとっては、タグ入力の意味を理解しながら設計できるので有利です。英語で技術を学ぶことにチャレンジしてみてください。

英語が得意でない、ふつうの日本人の方々には、こちらの初心者に最適なサイトの作り方!無料ホームページ制作講座がお勧めです。基礎知識を丁寧に教えてくれます。また、1時間で作るウエブサイトも少し古いですが、お勧めのサイトです。説明に沿って書き込んでいくとウエブサイトが作れるようになっています。

ノウハウ本を読みながら、写真やさし絵を見て勉強するのもよいと思います。ぼくもウエブサイト作成の勉強を始めた頃に、Windows XPをベースにして書かれたもの使っていました。無理しないで、分かりやすく、理解しやすいテキストを選んでください。

また、初級~中級レベルのテキストとして「HTML/XHTML&スタイルシート デザインブック エビスコム著 ソシム(発行)」、中級レベルで「HTML+CSS3の新しい教科書 こもりまさあき 監修 赤間公太郎 原一宣 共著 エムディエヌコーポレーション(発行)」などがよいと思います。

このウエブサイトも、ぼく自身がHTML&CSSとJavaSscriptのみで作成したもので、経費や維持費はまったくかかっていません。ブラウザにアップロードしてURLの登録をすると、ヤフーやグーグルの検索で自分のサイトが現れるようになります。

しかしながら、仕事で生かせる最低のレベルでも、HTMLとCSSの基本的なタグ入力の基礎知識が必要になるので、毎日1~2時間の勉強が、半年ぐらい必要になると思います。やはり特殊技能なので、一定期間の勉強時間が必要になります。

最初は簡単な文書と写真を貼りつけて、説明するだけで十分です。ウエブサイトにいろんな機能を加えて、工夫しながら設計すると、自然に知識も吸収できます。楽しみながら改良に改良を重ねて、ウエブサイトを魅力的なものにしてください。

SEOと呼ばれる、ホームページの検索ヒット率アップのノウハウも、HTMLの基礎知識があれば、そんなに難しいことではありません。「ヤフー!•グーグルSEO対策テクニック 鈴木将司著 翔泳社」は、SEOの対策に最適な書籍です。わたし個人も、ウエブサイト設計の基礎知識を学ぶための、お勧めのテキストの一つだと思います。

プログラミング

HTMLの後にCSSを勉強すると、そこそこのレベルのウエブサイトが設計できるようになります。このレベルなら、個人差もありますが、集中的に学べば、数ヶ月から半年ぐらいで来れます。そして、いよいよJavaScriptを勉強して、プログラミングの世界に入っていきます。

このJavaScriptの学習はとても重要で、後に学ぶPHPやプログラミング言語のJavaの理解の土台になるからです。一般の方はJavaScriptとJavaを混同される方が多いのですが、これらの言語は、まったく異なるものです。しかし、構文が似ており、PHPにも同様のことが言えます。

生産管理などに使われる、データベースの構築を勉強したい方は、SQLとPHPの勉強が必要になります。しかしながら、SQLとPHPの勉強には、パソコンのサーバー化、つまり、Apache、MySQL、PHPなどをダウンロードして、個人のパソコンにインストールする必要があります。

この作業はけっこう面倒なので、一般の方々は、こちらのXAMPPを取り扱うサイトから、パッケージを一括ダウンロードしてください。データベースの操作方法の勉強は、こちらのサイトがお勧めです。

HTMLやCSSを勉強しないで、いきなりJavaScriptやPHPなどのプログラミングを、勉強するのは不可能です。1~2年ゆっくり時間をかけて、復習しながら、しっかり勉強してください。JavaScriptやPHPの勉強が終われば、CやJavaなどの、プログラミング言語に取り組むのもよいと思います。

マイクロソフトのウインドウズの開発には、CやC++などが使われ、スマホなどのアプリの開発には、Javaが使われます。自分の興味のある方向性を確認して、習う言語を選択する必要があります。毎日こつこつと続けることができれば、なんとかなるものです。とりあえず、HTMLからはじめてください。

但し、本音としては、コンピュータ言語は日本語でなく、英語で学んで欲しいと思います。インド人を初め、優れた世界のプログラマーたちは英語で勉強し、コミュニケーションも英語を使います。コンピュータ工学や情報工学は、本来英語で勉強するものです。

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